ericaというアーティスト
デビュー前から楽曲ダウンロード数が6万ダウンロードを突破するなど、実力派アーティストとして知られるerica。
最近では、TBSの番組主題歌や番組の挿入歌として起用されていたりと、ericaの楽曲は様々なところで取り入れられています。
ericaの人気ソング
ericaの人気ソングの中心となっているもの、それはラブソングです。
人によってはericaのラブソングを「告うた」と呼んでいますね。
10代の女性を中心に、多くの人気を集めているericaですが、楽曲の特徴の1つとして挙げられるのが、共感できる歌詞。
ラブソングの歌詞はどれも、恋愛している人の率直な思いが繊細に表現されています。
これらの楽曲に視聴者は心掴まれ、ericaは現在違った呼び名もあるんです。
それが「告うたのカリスマ」という呼び名。
カリスマで例を挙げると、カリスマ美容師やカリスマ店員などありますよね。
どれもカリスマと付くだけあって、人からの支持や実力が大いに必要になってくるものだと思います。
つまりそれだけericaは、ラブソングのカリスマ的存在として世間に認められているということでしょう。
恋する気持ちをストレートに表現
ここまで多くの記録を残してきたericaですが、この要因ともいえるのがやはり共感できる歌詞です。
「上手く相手に気持ちを伝えられない」、恋をすればこの悩みを抱える人も多いと思います。
この恋愛のもどかしい気持ちを、この曲でもストレートに歌詞で表現しています。
共感する歌詞を紹介
では「好きな人と近づきたい人へ」の歌詞を紹介していきます。
この曲の歌詞は、恋する人の多くが共感することで有名です。
歌詞を見る時には、ericaが“好きな人と近づきたい人へ”どのような思いを伝えようとしているのか、考えながらご覧ください。
近づきたい
ずっとずっとずっと君を見てた
もっともっともっと気付いてほしくて
きっときっときっと今日より明日
君に近づけるように 負けるな自分
出典: 好きな人と近づきたい人へ/作詞:erica 作曲:erica
歌詞は好きな人を想う気持ちを表現しているところから始まります。
恋というのは不思議なもので、好きな人のことをいつの間にか考えているものですよね。
気付けば目で追っていた、なんてこともあるかもしれません。
そのような生活の中で、人が思うこと。
それは「今より明日はもっと近づいていたい」ということではないでしょうか。
好きな気持ちが強ければ強いほど、「もっとあの人に近づきたい」と思ってしまうものです。
葛藤
廊下ですれ違う君と 目と目が合ったの
挨拶しなくちゃ急いで通り過ぎちゃうよ
出典: 好きな人と近づきたい人へ/作詞:erica 作曲:erica
好きな人との学校生活の様子について描いています。
「近づきたい」という気持ちはあっても、なかなか行動には移せないもの。
その様子を“廊下”を使って描いています。
廊下は長いものですが人とすれ違うのは、ほんの一瞬ですよね。
好きな人がこっちに向かって歩いてくることがあったとしても、あっという間にすれ違います。
これは「好きな人」だからこそなんでしょうけどね。
好きな人と目が合っても、そこから声をなかなかかけられない。
そしてその状況に葛藤している様子が、この歌詞からうかがえます。