劇薬を飲んで

槇原敬之【Fall】歌詞の意味を徹底解説!本当は思い切り恋がしたかった?人と関わるのが苦手なあなたへの画像

本当はこんなタイミング
待ってたのかもしれない
見たこともない世界へ
誰かと落ちるその時を
恋を知らず終わるなんていやだ!いやだ!いやだ!いやだ!
心の叫ぶ声に耳を
ふさぐ手をどければ
3・2・1 FALL!

出典: Fall/作詞:槇原敬之 作曲:槇原敬之

知らないものには憧れるもの。

恋を知らなかった主人公にとってそれは待ち望んでいたものでした。

人との関わりに関しての描写から主人公は関わりが苦手だったことが想像できます。

他人と深く関わりを持つこともなかったのでしょう。

そんな中突然恋に落ちる主人公。

これはとんだ劇薬です。

きっとその劇薬を忌避する声も心の中にはあったはずです。

大人になればなるほど冒険というのはしなくなりますから。

けれども主人公が選んだのは恋という名の劇薬を飲むこと

恋を求める心の奥底の声に従って飛び込んでいきます。

引き留めようとする声には目もくれず。

そうして自分が知らなかった世界へと落ちていくのです。

望んだから

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刺激的な恋は女性の憧れです。

しかし恋は自分でブレーキをかけて殻に閉じこもっていてはできません

恋に落ちるきっかけがあったとしても落ちずに踏みとどまったらそれまでです。

主人公が恋に落ちることができたのも差し伸べられた手を逃さずつかんだから。

自分から動かなければ何も手にすることはできません。

この恋は彼女が選び、望んだ結果です。

落ちた先が絶望か希望か、それはまだ見えず。

未知だからこそ心が躍ります。

曲の紹介

恋による急降下を感じる『Fall』。

槇原敬之の恋の歌は他にもたくさんあります。

Hungry Spider

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日々の暮らしの何気ない思いを歌につづり、それをLIFE SONGと名付けた槇原敬之。珍しくメタファー(暗喩)で敷き詰められた『Hungry Spider』は、名曲と言われながらも不運にして埋もれざるを得なかった楽曲です。今回は『Hungry Spider』に光を当て、なぜこの曲が埋もれることになったのかをひもときます。

独特なメロディの虜になってしまう『Hungry Spider』。

愛しいあの子を捕まえたいけど捕まえたくない、複雑な恋心です。

冬がはじまるよ

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1991年リリースされた4枚目のシングルである「冬がはじまるよ」はストレートに冬の始まりを歌い、冬ソングとしての位置を確固たるものにしました。20年ぶりにバージョンアップしてCMソングとして蘇った名曲の歌詞に迫ります。

恋人2人の何気ない日常を歌った1曲。

何気ない日常も、2人一緒なら輝いて見えます。

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