B'zの楽曲「もう一度キスしたかった」の歌詞解釈！動画再生ページを検索

「B'zの曲は何が好き？」と聞かれたら、何と答えますか？

B'zの人気曲ランキングを見ると、『ultra soul』や『イチブトゼンブ』『ALONE』『LOVE　PHANTOM』『今夜月の見える丘に』がランクインしていますが、『もう一度キスしたかった』を挙げる人も少なくありません。

安室奈美恵さんや浜崎あゆみさん、GACKTさんなどのアーティストにも、絶大な支持を受けているようです。

GACKTさんはこの曲をきっかけに、B'zのファンになったのだとか。

歌詞の内容は、男女が出合い、別れ、再開などを重ねつつも結局は結ばれないという切ない恋の物語です。

「二人の不倫関係を歌っている」「将来の夢と恋の両立ができずに別れた歌だ」など、いろいろな憶測を呼ぶ意味深なストーリーが興味をひきます。

『もう一度キスしたかった』がリリースされたのは、1991年11月。もう25年以上もたっているにもかかわらず、聴いていてまったく色あせた感じがしませんよね。

それどころか、「親が車の中で聴いていてファンになった」という親子2世代のファンも多いようです。

人気のヒミツはもちろん思わず共感してしまう哀愁漂う歌詞、それと、ギターの松本孝弘さんならではのメロディーやギターテクニックにあります。

まずはここで、タイトルにもなっているサビの「もう一度キスしたかった」というセリフに込められた意味を読み解くことにしましょう。

『もう一度キスしたかった』のストーリー自体、聴く人によって異なるイメージを持てるように作られています。

実際にいろいろな人の歌詞解釈を見てみると、「許されない不倫の恋」という見方や「遠距離恋愛」いう見方などさまざまです。

とはいえ、多くの人は「不倫の恋」という解釈でストーリーを思い描いているようです。

そこでここでも、「不倫の恋のストーリー」という解釈で「もう一度キスしたかった」というセリフをどう読み解けるか、詳しくご紹介しますね。

一回目の「もう一度キスしたかった」は、許されない恋とわかっていながらも会ってしまうシーンで使われています。

ですからここでの「もう一度キスしたかった」という言葉には、会ってはいけないという理性に反してもう一度会いたいという強い情熱が込められているようです。

二回目の「もう一度キスしたかった」は、結ばれることが決してないために安らぎの言葉も気の利いた偽りの言葉もかけられないでいるという状況で使われています。

別れなきゃいけないと思う反面、別れたくないという気持ちを抑えられません。

そこでふと、もう一度キスすれば揺れる想いに終止符を打てるのではという考えが浮かんだようです。

最後の「もう一度キスしたかった」は、禁断の恋という状況に疲れてしまい、ついに別れるという決断をしたシーンで使われています。

別れなければならない悲しみを落ち着かせるために、最後のキスをしたかったようです。