言うんだろう どうせ言うんだろう またバカだって言われちゃうんだろう
もう あいにく慣れたんだよ もういいの いいの

出典: O&O/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎

溢れ出る思いをこれまでも君に伝え続けてきました。

自分でも呆れるほど、飽きることなく。

それでも主人公は思いを伝えることを止めません。

それは人生はいつ何が起こるか分からないからでしょう。

以前、君と離れた日があったことで、君の尊さに気付くことができました。

しかし必ずしも君とまた会えるとは限らないのです。

別れ際に交わした「またね」が、永遠にやって来ない可能性もあります。

人生もこの恋も後悔したくないという主人公の生き様なのでしょう。

唯一無二の君だから

この恋は誰にも止められない

これだったか僕が この世に生まれた意味は
これだったか僕が この世に生まれたわけは
晴れた道で君を思えば 信号は青へと変わるの
誰がために枯れる花はない じゃあ もう いざ

これだったか僕が この世に生まれた意味は
これだったか僕が この世に生まれたわけは
晴れた空に君を唄えば 雲が形を変えていくよ
誰がために花は咲くのだろう 信じるに足る足らないだとかはもういいの
いいの

出典: O&O/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎

君と今日も会えることの喜びを歌っています。

この毎日が当たり前ではないと自覚しているからでしょう。

主人公の君を思う気持ちは、もう誰にも止めることはできません。

誰もが自分の幸せを願っていい

誰しも生まれた意味があり、生きている意味がある。

主人公は君に出会い、そう考えるようになりました。

誰かのために自分が不幸になる理由はないのです。

主人公自身が今、幸せに生きることができているように、誰もが自分の幸せを願って生きていい。

そんな願いを込めて、主人公はこの歌を空へと捧げます。

誰もが唯一無二の存在

君と出会えた喜びや恋心が描かれていました。

これほど思える人と出会うことができるのならば、どんなに幸せなのでしょうか。

「O&O」=“唯一無二”が指していたのは、君という存在であり、主人公自身でした。

誰もが誰かにとっての生きる意味になる。

人それぞれが、誰にも代えられない唯一無二の存在なのです。

恋という普遍的なテーマを、壮大な命の愛へと昇華させた「O&O」。

この歌を聴くたびに恋をすることの喜びを、そして命の意味を実感することができるのでしょう。

番外編:RADWIMPSのおすすめ楽曲特集!

RADWIMPSおすすめ楽曲を紹介していきます。

OTOKAKEではRADWIMPSに関する記事を多数掲載中です。

今回はその中から「O&O」と世界観が共通している楽曲にフォーカスを当てていきます。

ぜひチェックしてみてください!

「愛にできることはまだあるかい」

2019年に公開された映画『天気の子』。

「愛にできることはまだあるかい」は、その主題歌として書き下ろされました。

壮大なストリングスが心を震わせるバラードナンバーです。 

息苦しい現実に生き辛さを感じていた主人公。

いつか死ぬにも関わらず、なぜ人は懸命に生きているのかとさえ考えていました。

その主人公が君という愛を見つけ、君に生きる意味を見出していく物語が描かれています。

人はなぜ生きていくのか。その意味に悩んだことがある方もいるのではないでしょうか。現実に息苦しさを感じ、ときに傷つきながら、この社会を戦い抜いています。RADWIMPSの「愛にできることはまだあるかい」は、生きるということの1つの答えを教えてくれる楽曲です。

「救世主」