川上洋平が描く歌詞世界
若い世代を中心に、爆発的な人気を誇る[Alexandros]。
異国で過ごした思春期による影響
9才から14才までをシリアで過ごしたという異色の経歴を持つ川上洋平。
そんな彼の生み出す曲の歌詞には、英詞がこれでもかというほど多分に含まれています。
10代〜20代の若者がファン層の多くを占めている[Alexandros]。
そんな彼らの曲は、多くの学生に辞書をひかせるきっかけとなっていることでしょう。
遅咲きバンドとしての泥臭い負けん気
俳優顔負けの整った顔立ちにモデルにも引けを取らない高身長ーー。
そんな華やかでスタイリッシュな容姿とは裏腹に、彼の書き上げる歌詞には精神的な泥臭さが滲み出ています。
この泥臭さは、彼の歌いたいテーマのひとつであると断言してもいい。
今でこそ押しも押されもせぬ大人気ロックバンドへと登りつめた[Alexandros]ですが、その道のりは決して容易いものではなかったようです。
大学在籍中のデビューを目指していたものの叶わず、一度はサラリーマンをしながらバンドを続けた時期も。
慣れない社会人をしながら、仕事終わりや休みの日にはいつか日の目を見る事を信じてひたすらバンド活動。
音楽活動にそれなりの手応えを持っていたのだろうとはいえども、当時の本人達の胸中は決して穏やかだったとは言えないのではないでしょうか。
本人達の風貌が若いのであまり気にならないかもしれませんが、[Alexandros]はバンド界ではかなり遅咲きの部類。
そんな風にデビューして売れるまでに時間がかかったことは、彼の精神論もとい歌詞世界に大きな影響を与えていると言えそうです。
しかしそんな反骨精神こそが、多くの若者の指示を得ている理由のひとつであると言えるでしょう。
それにしても、神が与えんばかりの整った容姿に加えて、英語まで話せる上に、中身はこんなにも人間臭いだなんて……。
川上洋平もう何から何まで完璧すぎやしないか!?!?!?!?!?!?
尊すぎて今すぐひざまずいて拝み倒したいレベルです。
名曲揃いの歌詞ランキング、まずは6位までを一気にご紹介!
第10位『Kill Me If You Can』
Concurrently you will be alone
and talking to the stone
You got nothing to lose
so may the force be with ya!
出典: Kill Me If You Can/作詞:川上洋平 作曲:川上洋平
いきなりぶっ込んでしまいました、英語の歌詞(笑)
[Alexandros]の歌詞を読もうと思ったら、英語は避ける事が出来ないのでなんとか頑張っていきましょう。
「同時にあなたはひとりぼっちになって、石に話しかけるだろう。
あなたは何も失うものはない。フォースと共にあらん事を!」
……こんな感じでしょうか。(間違っていたらすみません。)
無類の映画好きと言われている川上洋平。
この引用部の最後に、スターウォーズの有名な台詞が組み込まれていますね。
がっつりフォース、言っちゃってますね!
歌詞にまでしちゃうあたり、恐らく川上洋平もスターウォーズが大好きなんでしょう。
第9位『Mosquito Bite』
I wanna believe in something else
Trying to make up through the day
I wanna be up there when I'm down
It's driving me insane
出典: Mosquito Bite/作詞:川上洋平 作曲:川上洋平
またまた英語詞〜〜〜〜〜!!!!!!!自己流ですがいきます!
「何かを信じたい。その日をうまくやっていけるように。
落ちている時、そこでブチ上がりたいんだ。それは俺を狂気にさせるけど。」
……こんな感じでしょうか。(震え声)
漢気を感じさせるなんとも格好いい歌詞ですよね。
落ちている時にこそ上がっていってやるんだという川上洋平の反骨精神を感じます。
第8位『SNOW SOUND』
Oh,maybe I'm pretending
無関心なふりして生きてきた僕を あなたは溶かした
出典: SNOW SOUND/作詞:川上洋平 作曲:川上洋平