世界レベルのダンスと歌唱力で魅せる三浦大知

今や誰もが認めるパフォーマーである三浦大知

圧巻のダンスと歌唱力は目を見張るものがあります。

まずは簡単に三浦大知について触れていきましょう。

キャリアのスタートはForder

【三浦大知/球体】全曲Nao'ymtプロデュースの新アルバム!連動した完全独演「球体」の実態にも迫るの画像

三浦大知1987年生まれの31歳。年齢的だけをみるとまだまだ若手に見えます。

しかし、その芸歴は2018年時点で22年目。

これは、惜しまれつつも引退を発表した安室奈美恵とほぼ同期なのです。

三浦大知のキャリアスタートは「Folder」。

当時9歳の三浦大知が所属していた同グループのメンバーには、後に女優となる満島ひかりが在籍していました。

当時から質の高いダンスと歌唱力を如何なく発揮。

メインボーカルを務めるほどの実力の持ち主でした。

しかし、活動から数年で三浦大知は変声期を迎え、Folderの曲に見合った声が出せなくなってしまいます。

その結果、のどの保護のために三浦大知は脱退。一時表舞台から姿を消しました。

ダンスと歌唱力に磨きをかけて帰ってきた三浦大知

【三浦大知/球体】全曲Nao'ymtプロデュースの新アルバム!連動した完全独演「球体」の実態にも迫るの画像

変声期が終わり、表舞台に帰ってきた三浦大知。

ダンスと歌唱力に磨きをかけ、表舞台に帰ってきました。

しかし、Folderに在籍していた頃の勢いはなく、なかなか認知されません。

そんな中、三浦大知チームのスタッフの一人が1本の動画をYouTubeにアップロードしました。

2012年にリリースされた「Right now」。そのリハーサルの映像が映っています。

高いクオリティのダンスを複数人が一糸乱れずに踊っている様子は圧巻の一言です。

この動画がYouTubeにアップロードされると、再生回数は100万回を超えます。

三浦大知の知名度が一気に上がったのです。

世間は元Folderのボーカルだった男の子が返ってきたことに気付きました。

同時に、マイケルジャクソンのような本物のパフォーマーが日本にもいることを知るのです。

三浦大知の新アルバム「球体」

三浦大知について軽く触れましたが、いかがでしたか。

ここからは2018年7月にリリースした新アルバム「球体」の紹介です。

Nao'ymtが全曲をプロデュースした同アルバム

今までの三浦大知の世界観と違うと話題になっています。

どんな違いがあるのでしょうか。見ていきましょう。

Nao'ymtが全曲をプロデュース

【三浦大知/球体】全曲Nao'ymtプロデュースの新アルバム!連動した完全独演「球体」の実態にも迫るの画像

そんな三浦大知が2018年7月に発表した新アルバム「球体」。

全17曲が収録されている作品です。

その楽曲全てをNao'ymtがプロデュースしています。

Nao'ymtは日本の歌手であり音楽プロデューサー。

3歳の頃からピアノを始め、高校生の頃からR&Bに傾倒している実力派です。

Nao'ymtは三浦大知の他にも安室奈美恵もプロデュース。

以前も三浦大知の「Inside Your Head」「Anchor」「Unlock」を手掛けています。

今回、再びタッグを組んだ三浦大知とNao'ymt。

次の項目で、新しいアルバムの曲の中でも印象的な曲をいくつかご紹介します。

愛する者への思いを綴った「世界」

この世界の片隅に君がいるのではなく…。

【三浦大知/球体】全曲Nao'ymtプロデュースの新アルバム!連動した完全独演「球体」の実態にも迫るの画像

ダンスミュージックやサイケデリックな曲が多い三浦大知。

しかし、この「世界」という曲はその真逆をいきます。

静かなしらべから始まるこの曲を、まるで詩を朗読するかのごとく、とうとうと歌い上げます。

ダンスを封印し、歌うことに全力を注いだその歌声は、聴く者を包み込むように優しく響きます。

美しい歌声が訴えかけるのは愛する者への思い。

たとえ離れ離れになったとしても、いつの時代になっても、きっとめぐり合うことができる。

僕たちは運命で結ばれている。そんな感情を切に歌詞へ乗せています。

中でもその感情が伝わってくるのが『君こそがこの世界の全て』という一節。

僕の人生は、「君」という世界を中心に回っている。

そんな愛する者への思いを綴っています。

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