「バレッタ」Type-Bに収録されている「そんなバカな・・・」
堀未央奈がセンターを務めた注目シングルのカップリング曲
「そんなバカな・・・」は乃木坂46の7枚目のシングル「バレッタ」に収録されているカップリング曲です。
Type-Bに収録されているこの曲には、MVが制作されています。
公式YouTubeではMVのショートver.が公開されており、フルは同梱しているDVDに入っています。
このMVと「そんなバカな・・・」歌詞には、別々の意味があるのではないかと話題になっています。
今回はMVと歌詞、それぞれを考察していきましょう。
歌っているメンバーは誰?
選抜メンバーはこちら!
「そんなバカな・・・」を歌っているのは、シングルの選抜などで活躍している基本的なメンバー+今作のタイトル曲のセンターを務めた2期生の堀未央奈を含めた22名。
この曲も2期生の堀未央奈がセンターを務めています。
秋元真夏、生田絵梨花、生駒里奈、伊藤万理華、井上小百合、衛藤美彩、川後陽菜、齋藤飛鳥、斉藤優里、桜井玲香、白石麻衣、高山一実、中田花奈、中元日芽香、西野七瀬、橋本奈々未、樋口日奈、深川麻衣、星野みなみ、松村沙友理、若月佑美、堀未央奈
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%BF_(%E4%B9%83%E6%9C%A8%E5%9D%8246%E3%81%AE%E6%9B%B2)
白石麻衣や西野七瀬、齋藤飛鳥・生田絵梨花・生駒里奈などグループの主要なメンバーが揃っています。
シングルのカップリング曲は選抜メンバー以外や、ユニット曲があったりするので、ここまで主要なメンバーが揃っているのも豪華で良いですね。
このメンバーになった最大の理由は、MVの中身にあると思います。
続いてはMVの中身について考察していきましょう。
MVを考察!
アイドル部=乃木坂46
MVは違う高校から転校してきた堀未央奈が、先生と共に様々な部活を見学しているところから始まります。
運動部や茶道部の部活を見学したあと、校舎を歩いていると下の階からやって来たカラフルなジャージの集団、アイドル部が現れます。
ちなみに上がってくるときの掛け声は、乃木坂46の掛け声をアレンジしています。
広い場所で握手100セットという謎の練習を始めるアイドル部、そして登場するいかつい姿をした顧問(演じているのは橋本奈々未)。
西野七瀬に指導をし、再び練習を始めるアイドル部が気になってしまった堀未央奈は、顧問へ直々に入部届を提出します。
アイドル部へ入部した堀未央奈を歓迎し、一緒に活動を始めるアイドル部。
アイドル部はイベントに向けて練習を始めますが、そこにライバルと思われる高校が果たし状を持ってきます。
黒髪ツインテールで制服姿の王道アイドルを気に入った顧問は、なんとライバルの方へと行ってしまうのです。
イベント当日一生懸命パフォーマンスをするのですが、観客はどちらのパフォーマンスにもあまり興味がない様子。
そして最後の最後に明かされたのは、顧問が実はただのアイドル好きの近所に住む人だったというオチ。
ポップで面白おかしい感じで作られているストーリーなので、気を抜いて見ることのできるMVですね。
ちなみにMV途中で出て来るかずみんのポジピース。
これは気まずい雰囲気や暗い空気になったときに、周りを和ませるためにかずみんが考案したもの。
MVでも何名かが笑いをこらえていますが、撮影では笑いすぎて撮影が止まったこともあったそう。
アイドル界と乃木坂を取り巻く環境?
ここからはMVの考察をしていきましょう。
まず転校してきた堀未央奈、同じ世界に来た堀未央奈の目の前で、アイドル部はわざとらしく練習を始めます。
まずは堀未央奈にアイドルに興味を持って欲しいということなのでしょうね。
西野七瀬を指導した際に出てきた釣り顔、これは握手会のときに神対応と言われるため、ファンを獲得するための策の一つです。
ファンを獲得するためにアイドルとしてのスキルを磨くのではなく、握手の練習をするというあたり、少し皮肉っぽく感じますね。
今のアイドルは握手でファンを獲得している、という意味をもたせたかったのかもしれません。
最後で顧問が実はただのアイドル好きだったというテロップが現れたのは、アイドル好きは次々好きなグループを移っていく、いわゆるDDが多いことを指しているように思います。
新しいアイドルが出てくる度に、グループごと推し変するということはよくあることですし、ここも皮肉が入っているのかもしれません。
今のアイドル界を取り巻く環境をMVに投影したような、かわいいけれど深読みができるMVとなっているのではないでしょうか。
「そんなバカな・・・」の歌詞の意味とは?
本当はこんなはずじゃなかった