ギブアップはリスタートの合図
Give me water! 渇いてるのは生きてる証拠さ
潤せ 未来を
Beat! Beat! Baby! 始めようぜ
世界がどんなに乾いても 関係ない
史上空前の未来へもう一度手伸ばして 始めようぜ
ヤバすぎるイメージで夏を燃やせ Ya Baby!
出典: 夏の砂漠/作曲:佐々木亮介・田淵智也 作詞:佐々木亮介
人間は生きているからこそ足りないものを求めます。
水も食べ物もそうです。理想の人間を目指して足りないものを身に着けようとします。
何かに満足しても、すぐにまた何かが足りなくなるのが人間です。
そのため、これから先に待っている「未来」という果てしなく長い期間、乾きを潤わせながら生きていくのです。
二人が選んだ未来は、誰も通ったことのない道なき道。
「もうダメかもしれない」と思ったときこそ、リスタートをかけよう!と歌っています。
誰も通ったことがないということは、誰も正解を知らないのです。
だから満足できるまで何度だってチャレンジできるのではないでしょうか。
自分たちが考える「正解」は壮大過ぎて的はずれなものになるかもしれません。
そのインパクトで暑さを燃やし返してやれ!ということですね。
誰も知らない場所に二人で
君がぶっ倒れそうな日も 必ず味方でいるぜ
冒険者たちよ 進め 新しい水を求めて
さあゆけ さあゆけ さあゆけ
出典: 夏の砂漠/作曲:佐々木亮介・田淵智也 作詞:佐々木亮介
前人未到の砂漠をひたすら進んでいれば、体調を崩すことも精神が不安定になることもあるでしょう。
そんな場所を選んだ自分が悪いのだろう、と周囲から馬鹿にされることもあるかもしれません。
自己責任、といわれればそれまで。孤立無援に感じることだってあります。
そんなときでも、互いが互いの杖であるかのように支え合って進むのです。
誰も知らないオアシスにある、誰も触れたことのない水。それこそが二人の目標。
自分たちだけの最高の場所を探す旅を、これからも続けるのでしょう。
共に進む仲間が欲しくなる『夏の砂漠』
子どもの頃の夢を思い出してみてください。
とても手が届かないような立場や職業だったという方が多いでしょう。
しかし、成長するにつれて現実を見始め、決められた道の先だけを見るようになります。
足元から何本も伸びる砂の道の間に、誰も踏んでいない砂があったらどうしますか?
一人では怖気づいてしまうかもしれません。
でも「一緒に進んでみよう」と誘われたらどうでしょうか。一歩踏み出す勇気がわきますね。
新しい道を進む勇気をくれる『夏の砂漠』。
同時に「迷っている人の手を取る存在になろう」という意味も込められているように感じました。
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