偽り続けるリスク
偽ることは止められない
抽象的でもどうぞ
愛され上手に憂さ晴らし
検索するほど綻びます
ズルズルブルブル蟻地獄
皆目見当つくような
つまらぬことはやめとしましょう
経験不足 乱れ打ちも
誰もがお初でいいじゃない
出典: うやむや/作詞:Kouda Iwatsubo 作曲:Kouda Iwatsubo・Seiji Iwasaki
主人公は自分を偽ってのSNS投稿を続けています。
しかし嘘をつけばそれを信じ込ませるためにさらに嘘を重ねる必要がでてくるでしょう。
何とかバレずに今の自分のファンに愛されるような投稿を続けていても、いつか綻びがでてしまいます。
それを主人公も自覚していても、偽ることを止める気はないようです。
SNSで自分を偽るリスクを承知の上で、本当にバレるという結末を迎えるような失敗はしない自信があるのでしょう。
それでも、思いがけない反応があればどう対処すべきか困ってしまう場合もあります。
それによって余計な投稿をしてしまうという経験があったのかもしれません。
それでもはじめて自分のアカウントを見た人であればだませると考えているようにも読み取れます。
嘘の綻び
茹だる夜は踊るサルサ
異常感知 Beep Beep Beep
誰かの愛に溺れそうなモンスター
笑っても泣いても飛花落葉(ひからくよう)
ウジウジ三日くらいどうぞ
洞穴から見た闇上等
屁理屈 妬みはこの際ここらで
hgfvsfhiuahspgdhfdhgfd
出典: うやむや/作詞:Kouda Iwatsubo 作曲:Kouda Iwatsubo・Seiji Iwasaki
自分を偽っている主人公ですが、時には間違えてしまうこともあるのでしょう。
サルサは男女がペアになって踊るダンスのことです。
熱中しすぎるあまり、本来の性別とSNS上での性別を混同してしまったのはないかと考えられます。
両者が混じり合った投稿をしてしまっていたのかもしれません。
主人公のアカウントを見ている人は、SNS上での主人公しか知らないため困惑してしまうでしょう。
もしかしたらその投稿で本当の主人公を知ってしまうかもしれません。
その失敗に主人公はひどく落ち込んでしまっていると読み取れます。
主人公のアカウントを見ている人の中には、優しい言葉をかけてくれる人もいるかもしれません。
自分を肯定してくれる存在は心地よく、その数が多ければそれだけで自分が愛されていると感じられます。
しかし、SNS上での流行は一瞬で過ぎ去るものです。
今は主人公のファンだという人も、すぐに離れていってしまうこともあり得ます。
もしかしたら失敗を機に離れた人もいるのかもしれません。
離れていく人のことを恨んでも、状況は何も変わりません。
主人公はいつまでも恨みをいだくのではなく、次の行動を起こそうとしているようです。
作り変えた存在
真っ新(まっさら)にはるばる来訪
はつまりアイツさ 感動
的なこと言えない細胞
されどお近くへ
不毛な議論を一聴
そんなことはどうでもいいの
小を語るより I must go
感情 うやむやで
出典: うやむや/作詞:Kouda Iwatsubo 作曲:Kouda Iwatsubo・Seiji Iwasaki
2番のサビの歌詞です。 主人公はもしかしたらアカウントを作り変えたのかもしれません。
一度正体がバレそうになったアカウントを続けていては、いずれ本当のことがバレるリスクが高まります。
そのためにアカウントを一から作り変えて、再度SNSに戻ってきたのでしょう。
もしかしたらそれを察知する人もいるかもしれません。
それでも、実際に以前のアカウントと新しいアカウントが同一人物か判断することは難しいことです。
そうした不毛な議論は必要ないと主人公は考えているのでしょう。
そんな些細なことを話すよりも、自分の感情を優先していることが読み取れます。
うやむやにする自分の正体
リスクを楽しむ
点は繋がれて海超え
山超え蔓延る人波乗り超えて
いじける間もなくここから始まる
嬉し涙なぞまだ早い
踏んだり蹴ったりげっそり企み
悪路に咲かすは水たまり
リスクは大好きいつまでたっても
嫌になるのも絵になる
出典: うやむや/作詞:Kouda Iwatsubo 作曲:Kouda Iwatsubo・Seiji Iwasaki
主人公はアカウントを作り変えたとしても、以前のアカウントは見ていた人々の記憶に残っています。
その記憶と新しいアカウントの言動に重なる部分があれば、いずれは気づかれてしまうでしょう。
それでも主人公は細心の注意を払って、誰にもバレないようにしています。
バレずにうまくやっていけていることを喜ぶ一方で、ずっとバレないように注意し続けなければなりません。
そのことがストレスにはなっているのでしょう。
それでも止められないのは、リスクを楽しむ性格だからなのかもしれません。
リスクを抱えて危ない橋を渡り続けることが、楽しくて続けているとも読み取れます。
偽りと脱走を繰り返して
真っ暗に光るは太陽
はつまりアイツは最高
なんてことじゃないのさ相棒
されどお近くへ
不朽の名作誕生
そんなことはどうでもいいの
千を語るより I must go
脱走 うやむやで
真っ暗に光るは太陽
はつまりアイツは最高
なんてことじゃないのさ相棒
されどお近くへ
不朽の名作誕生
そんなことはどうでもいいの
千を語るより I must go
脱走 うやむやで
出典: うやむや/作詞:Kouda Iwatsubo 作曲:Kouda Iwatsubo・Seiji Iwasaki