藤原さくらとはどんなアーティストか?
2015年、彗星の如く現れた藤原さくら、女の子の気持ちを語るような歌詞とスモーキーなボイスで音楽ファンだけでなく聴く人たちを次々に魅了しました。
藤原さくらとは一体どんなアーティストなのか?
少しだけ掘り下げてみたのでお付き合いください。
父の影響で始めたクラシックギターが彼女の原点
藤原さくらが初めてギターに触れたのは10歳の時、父親から譲り受けたクラシックギターが始まりです。
そして父親が聴いていた「ザ・ビートルズ」の曲に魅了されていき、ファンになります。
ギターを始めた頃はギタリストになるのが夢だと語っていましたが、YUIに出会うことがきっかけで、いずれはYUIのように自分で曲を書いて歌いたいと思うようになります。
小学生5、6年生の頃からザ・ビートルズやポール・マッカートニーのギタープレイをコピー、またYUIやSuperfly、阿部真央など様々な曲をカバーするようになります。
ちなみに彼女が最も敬愛するアーティストはポール・マッカートニーと公言しています。
デビュー前はボーカルスクールに通っていた
彼女自身、低い声にコンプレックスがあり、福岡のボーカルスクールに通うまで悩んでいたそうです。
YUIや阿部真央をカバーするにあたり高音域がでないことが悩みの原因だったようで、原曲キーで唄えないコンプレックスを持ったままボーカルスクールに通います。
しかし、キーの低い阿部真央の曲をボーカルスクールで披露すると「ブルージーだ!」と絶賛されます。通っていたボーカルスクールでは持って生まれた声や歌唱法に手を加えないことで有名だったようで、それよりも作曲法など音楽をやっていく上での基礎を叩き込まれます。
藤原本人もボーカルスクールではあまり発声練習を行わなかったと語っています。
その後、講師に勧められた「ノラ・ジョーンズ」を唄ってみると、藤原の声にハマり、アルバム「Come Away With Me」を全曲カバーするまでに音楽的な影響を受けます。
藤原さくらの楽曲がカントリー調な理由
藤原さくらの楽曲がカントリー調であることにお気づきでしょうか?
これはボーカルスクールに通っていた時にカバーしていたノラ・ジョーンズ、元々大好きなザ・ビートルズやポール・マッカートニーの影響が多大にあります。
彼女の声はハスキーともスモーキーともとれる、とてもジャズアーティストに近い特徴的な声のため、カントリー調な楽曲がよく似合いますよね。
藤原さくら初のワンマンライブ「PLAY」とは?
藤原さくらのライブツアー「PLAY」は全国10箇所、全11公演で2017年5月27日~7月22日まで行われました。
【藤原さくら ワンマンツアー2017「PLAY」】
- 2017年5月27日(土) 埼玉・戸田市文化会館
- 2017年6月10日(土) 広島・上野学園ホール
- 2017年6月16日(金) 新潟市音楽文化会館
- 2017年6月18日(日) 宮城・仙台市民会館大ホール
- 2017年6月25日(日) 福岡市民会館
- 2017年6月29日(木) 北海道・道新ホール
- 2017年7月01日(土) 愛知・名古屋市民会館
- 2017年7月09日(日) 大阪・オリックス劇場
- 2017年7月17日(月祝) 香川・サンポートホール高松
- 2017年7月21日(金) 東京・中野サンプラザ
- 2017年7月22日(土) 東京・中野サンプラザ
途中、藤原さくらの地元、福岡で凱旋公演も果たし、東京では2公演開催、大成功のうちに幕を閉じています。
藤原さくら「PLAY」のセットリストは?
- 01.Someday
- 02.SPECIAL DAY
- 03.Walking on the clouds
- 04.play with me
- 05.1995
- 06.赤
- 07.My Way
- 08.好きよ 好きよ 好きよ
- 09.sakura
- 10.play sick
- 11.はんぶんこ
- 12.春の歌(スピッツ)
- 13.BABY
- 14.愛の街
- 15.Soup
- 16.You and I
-アンコール-
- お好み焼の歌が作れない
- 500マイル
- Ellie Necklace
- 「かわいい」
ライブツアー「PLAY」のセットリストは上記のようになっています。
藤原さくらの2ndアルバム「PLAY」の曲順を基本に、アンコールではドラマ「ラヴソング」の劇中で唄われた「500マイル」も披露されています。