映画「バースデー・ワンダーランド」の挿入歌!

異世界を旅する主人公たちを描いた楽曲!

milet【Wonderland】歌詞を解説!君はもう1人じゃない!だからこの道を進んでいこう!の画像

今回紹介する「Wonderland」は、映画バースデー・ワンダーランド」の挿入歌として作られました。

映画の主人公のアカネが、叔母のチィとともに異世界を冒険するイメージを歌にした「Wonderland」。

子供だけでなく大人も虜にする素敵な楽曲となっています。

ちなみに「バースデー・ワンダーランド」の監督を務めたのは、原恵一さん。

「クレヨンしんちゃん を呼ぶアッパレ! 戦国大合戦」をはじめとする、数々のアニメ映画を手掛けてきた大物監督さんです。

「異世界を旅する」というよくある設定ではありますが、見ている人を飽きさせない見どころ満載な映画となっています。

「Wonderland」という楽曲の魅力をさらに深く感じることができると思うので、ぜひ映画もチェックしてみてはいかがでしょうか。

「バースデー・ワンダーランド」の映像満載のMVをチェック!

異世界を旅している気分になれるMV!

「Wonderland」のMVバースデー・ワンダーランド」で登場するシーンがギュッと詰め込まれた映像作品になっています。

車に乗って様々な場所を冒険するアカネとチィ。

砂漠のような場所で野宿をするアカネたち。

コウノトリのような姿をした謎の大きいピンクの鳥とコミュニケーションをとっているチィ。

異世界の中で様々な経験をしている主人公たちが登場します!

見ているだけで異世界を旅しているような気分になれるMVは必見ですよ。

「バースデー・ワンダーランド」のあらすじを紹介!

主人公アカネやパートナーのチィってどんな人?

milet【Wonderland】歌詞を解説!君はもう1人じゃない!だからこの道を進んでいこう!の画像

「Wonderland」の歌詞を紐解くためには「バースデー・ワンダーランド」のあらすじを知っておく必要があります。

ということで、ここからは「バースデー・ワンダーランド」のあらすじについて簡単に解説しましょう。

「バースデー・ワンダーランド」は柏葉幸子さんの「地下室からのふしぎな旅」いう小説が原作になっています。

物語の主人公であるアカネは、内気で自分に自信を持つことができない小学生の女の子。

ある日アカネは、自分の誕生日の前日に学校をズル休みしてしまいます。

ズル休みしているということに気づいた母親ミドリは、アカネの叔母・チィがやっている骨董屋へお使いを頼みました。

チィはとても明るくハキハキとした女性。

そんなチィのもとへ、アカネは出向かったのです。

そして、正反対の2人がいる骨董屋で、とんでもない事件が起こります。

なんと骨董屋の地下室から、異世界の住人・ヒポクラテスがやってきたのでした。

ヒポクラテスはアカネに「向こうの世界(=異世界)を救ってほしい」と頼みます。

ヒポクラテスの話によると、異世界では徐々に"色が失われていく"という現象が起きているのだとか。

内気で自信のないアカネは、ヒポクラテスのお願いに消極的でした。

でも、お節介で好奇心旺盛なチィに半強制的に背中を押され、2人は異世界を救うことを決めます。

異世界を救うために冒険に出かけたアカネ、チィ、ヒポクラテス、そしてヒポクラテスの弟子である小人のピポの4人。

アカネたちは果たして異世界を救うことができるのか。

そして、自分に自信のないアカネは異世界での冒険を通してどうなっていくのか。

「バースデー・ワンダーランド」は、そんなワクワクする物語となっています。

アカネの気持ちを描いた歌詞を解説!

milet【Wonderland】歌詞を解説!君はもう1人じゃない!だからこの道を進んでいこう!の画像

それでは、あらすじの内容を踏まえた上で「Wonderland」の歌詞を見ていきましょう。

アカネたちが不思議な異世界を大冒険する様子。

アカネが心に抱えていた問題。

そんなことを綴った歌詞を深掘りしながら解説していきます。

一部ネタバレも含んでいるので「映画の内容を詳しく知りたくない」という人は注意してください!

1番の歌詞

異世界を冒険するアカネたち

やがて風は泣き止んだ
さぁ目を覚まし 歩き出せと言う
道無き道は山を越え
今霧を抜け 雨の向こう
Oh~ Oh~

出典: Wonderland/作詞:milet 作曲:milet

ここでは、アカネとチィたちが様々な場所を冒険する様子が描かれています。

初めは異世界を救うことに対して、とても消極的だったアカネ。

きっとアカネ一人だけだったら、異世界を救いに行くことはしなかったのでしょう。

しかし、母親のミドリがきっかけを作り、チィというパートナーに背中を押されたおかげで、異世界へと旅立ちました。

「やがて風は~歩き出せと言う」の部分は、アカネが異世界を救いに行くことを応援している人たちを表しているように感じられます。

「色が失われている状況を食い止める」という重大な任務を任されたアカネ。

その任務を完了させるためには、「時なし雨の城」に住んでいる王子にある儀式をやってもらうようにお願いしないといけないのです。

歌詞中に登場する「雨の向こう」というのは、恐らく王子が住む「時なし雨の城」のことを指しているのでしょう。