スクリーン内にワープしたメンバー
「冬の時代」
嗚呼 凍てつくほど 意味が積もる冬
出典: 桜/作詞:shungo. 作曲:MUSOH
ISSAいわく、DA PUMPには一時期厳しい時代があったそうです。
そこにはさまざまな葛藤があったことでしょう。
ですがISSAは「DA PUMPの名を消したくない」一心で活動を続けてきました。
(※ご本人談)
そんな冬の時代を乗り越え、今見事に返り咲いているのです。
メディア側へ
冬(=停滞期)にはメディアにあまり姿を見せなかったDA PUMP。
しかし今はメディア(=スクリーンの中)で第一線にて活躍中です。
<その立ち位置の移ろいを、スクリーン内へのワープで表現した>
そんなふうに捉えることもできます。
金屏風の前、桜の木の下というのは舞台では主役の立ち位置。
「今、自分たちは日本のミュージックシーンの最前線」
DA PUMPメンバーはMVの中でそう告げているのかもしれません。
2番のMVを独自解説
2番冒頭ではアジサイ、朝顔、ひまわり、紅葉の映像が瞬時に映し出されます。
日本の風物詩の映像。
これも1番と同じく春夏秋冬の移ろいを表しているのでしょう。
人間関係の交差点
バックスクリーンに映し出される東京の光景。
スクランブル交差点や高速道路は人間関係の交差する様子なのでしょう。
ここの歌詞では、現在のDA PUMPの立ち位置へ押し上げてくれた人への感謝がつづられます。
DA PUMPの低迷期には何度か四季が巡りました。
そんな長い冬の時代に応援してくれた人たちとの繋がり。
そこに想いをはせた映像なのでしょう。
2番サビ:桜、花火、光のコラボレーション
明るい映像の連続に気持ちが華やぎます。
桜の開花の瞬間、大輪の花火、夜の東京を照らす灯り。
どれもまばゆく華々しいものばかり。
しかし一瞬だけ、落葉シーンが映し出されます。
寂しい映像。
DA PUMPの音楽活動上でのかつての苦悩かもしれません。
それを乗り越えて春を迎えた7人。
今では強く光り輝いています。