こういう表現、とてもSALUらしいなと思います。

いつだって周りの目なんて気にせず自分のスタイルを通す。

まったくかっこつけない

そんな姿から自分も元気をもらえます

歌詞が最も伝えたいメッセージ

何かが足りない気がするSunday
でも思えばそれが幸せ
朝日と二人を包むブランケット
光を眺める雲の上
例え地球の裏側にいたって
高い服を着て着飾ったって
選り取り緑の楽園だとしても
君が居ないと何か足りなくて
思っていたより近くにあった
でも何故か遠く感じてしまうから
確かめ合うよう握るその手
Hey Baby 次は何がしたい?

出典: Goodtime/作詞:SALU 作曲:BACHLOGIC

最初はメッセージ性の強い楽曲だなと思っていました。

男性・女性、どちらにも向けたSALUの生き方や考え方を見せてくれるような…。

しかし、歌詞を中盤まで追っていくと「あれ?」と感じます。

少し甘い印象に変わるのです。

実はこれ、とびきりのラブソングなんじゃないでしょうか。

SALUらしい愛情表現

SALU楽曲は、常にさわやかで等身大で、さらっと流れるように入り込んでくるのです。

ラブソングも、良い意味で情熱的ではないと思います。

今回もそんなナチュラルさを感じさせてくれる楽曲です。

まるで、一緒にいると心が楽になる恋人という感じでしょうか。

決して依存しあったり、頼り切ったりするような関係ではありません。

傍に尊敬できる彼がいて、その姿を見て自分も自立する事ができる。

そんな良い関係の恋人が、自分へ励ましのメッセージをくれたかのような歌詞です。

この歌詞が伝えたいメッセージ

初めは、なんだか退屈な日々に対して「本当に楽しいの?何がしたい?」と問いかけられます。

そこで、今まで見過ごしていた小さな幸せに気が付くのです。

見方を変えたら全て大した事なくて、楽しい事はもっと他にもあるよという事に。

そして最後は、SALU自身の意見を伝えてくれます。

例えブランドの服を着飾ったり、派手な遊び方をしたとしてもそんな事に興味はないんだ、と。

君がいないと何しても退屈だという事。

逆に、君といると何でもない日にたくさん幸せを感じるよ、と伝えてくれます。

君といればいつでもGoodtimeになるんだ。

これがこの楽曲の最大のメッセージでしょう。

Goodtimeの役割

Goodtimeというタイトルと、アルバム6曲目に配置されているのも納得です。

SALUのアルバムを聴いていると、中盤あたりではすっかりいい気分になっています。

まさにGoodtimeの最中と言えるでしょう。

そんなくつろいだ気分の時に、最も大事なメッセージを伝えてくれる楽曲なのです。

作曲を担当したBACHLOGICとは?

【Goodtime/SALU】歌詞の意味を解説!毎日の小さな幸せを見つけたくなる前向きな一曲!の画像

作曲にはBACHLOGICが携わっています。

HIPHOP界では誰もが知る、有名プロデューサーです。

そのキャリアは、DOBERMAN INFINITYの前身であるDOBERMAN INCの時代にさかのぼります。

こちらはDOBERMAN INC時代のプロデュース作品です。

GoodtimeのMVとは雰囲気も違って、正統派HIPHOPという感じですね。

他にもAKLOやSEEDAなど、数多くのHIPHOPアーティストとダックを組んでいます。

そんな大物プロデューサーと楽曲を作れるなんて、SALUの才能が認められたからなのでしょう!

MVにも大注目!!

この曲を語る上で外せないのは、なんといってもMVです。

こちらのMVが作られたのは2014年

しかし、2019年の近未来のNEO TOKIOシティを描くというSFチックな仕上がり。

なんと小松菜奈も登場し、SALUと映画のようなストーリーを見せてくれます。

MVのストーリーは?