主人公が憧れている強い存在は世界にたくさんいるのです。
その人たちが当たり前に生きている世界に、自分は行けない。
憧れの存在との距離を感じ、少し戸惑っています。
変わりたい心情
"あいつ"は遠い存在
誰に聞かずとも分かる あいつの元には届きやしない
出典: Shout Baby/作詞:長屋晴子 作曲:長屋晴子
”あいつ”はとても遠い存在。
それは自分でも分かっているし、周りからしても明白です。
それほどまでに遠い存在でありながらも、届かない憧れを抱いていることがわかります。
未来への道しるべ
どこに辿り着けばいい?
分からなくてただ縋り付いて
出典: Shout Baby/作詞:長屋晴子 作曲:長屋晴子
変わるために何か行動を起こしたい。
でもどこに行っていいかわからないという主人公の気持ちが読み取れます。
そして、分からないからこそ”あいつ”を追いかけているのです。
主人公にとって”あいつ”は道しるべ。
どうしていいかわからない主人公をどこかへ導いてくれる存在だと認識しています。
変わることへの前向きな心情
毎日の不安をかき消すほど
胸を焦がす憧れなど消えない
出典: Shout Baby/作詞:長屋晴子 作曲:長屋晴子
主人公の強い想いが途切れることはありません。
どんなに不安になっても”あいつ”への憧れが支えてくれているのです。
変わりたい
出典: Shout Baby/作詞:長屋晴子 作曲:長屋晴子
1番のサビの最後はこの表現で締められており、主人公の強い気持ちを感じられます。
主人公の想いはこれからどう進んでいくのでしょうか。
忘れられないほど大きな想い
"あいつ"との小さな繋がり
何でもすぐに後回しにしてしまうような私だから
僅かな繋がりだけでもずっと守りたかった
出典: Shout Baby/作詞:長屋晴子 作曲:長屋晴子
主人公と”あいつ”の間には、何か小さな繋がりがあるようです。
明確には描かれていませんが、それは”想い”なのではないでしょうか。
強くなりたい、変わりたいという想いはきっと”あいつ”も持っているはず。
そんな想いを後回しにせず強く持ち続けていることで、”あいつ”との小さな繋がりを感じているのではないかと思います。