君想う花（ET-KING）のテーマは〇〇！？泣ける歌詞の意味を徹底解釈！PVも紹介♪

1999年大阪府で結成されたET-KING、当初は3人体制のバンドの予定でしたが、3人がボールを希望したためユニットとなります。同年さらに3人が、2003年にコシバKENさんが加入して7人体制になります。

2005年に参加した流派NIGHTのオーディションでグランプリを獲得すると、7人で大国町での共同生活を始めます。

メジャーデビューは2006年、2007年には「愛しい人へ」がデジタルダウンロード数100万件を突破する快挙を成し遂げます。

ET-KINGの名を世に知らしめたのは昔からの人気アニメ『ヤッターマン』の主題歌をカバーしたことでしょう。

その後も順風満帆な活動をしてきましたが、2014年4月29日の15周年記念ツアーで活動休止、同年9月25日にTENNさんが逝去し、活動を一時休止します。

活動再開は2015年7月1日ですが、2017年にはいときんさんが肺腺癌の治療に専念することを発表、ET-KINGは現在5人体制で活動中なのです。

「君想う花」はET-KINGの9枚目のシングルとして、2009年4月15日に発売されました。

オリコンランキングは23位でしたが、今も人気の高いET-KINGの歌として知られています。

「君想う花」のテーマはずばり「片思い」！

実は「君想う花」のリリースに先駆け、渋谷J-POPで片思いイベントを開いたET-KING、なんとアニメ『タッチ』とのコラボ企画だったんです！

アニメ『タッチ』といえば、今も永遠のヒロインとして語り継がれる浅倉南や、双子の兄弟・上杉達也と和也の恋愛ものですよね。

甲子園をめぐる青春野球漫画ともいえる、今も語り継がれる名作ですが、ゲストとして上杉達也役の三ツ矢雄二さん、浅倉南役の日髙のり子さんが登場しました。

三ツ矢雄二さんはi-podにET-KINGの曲を入れるほどのファンで、タッチの声で「君想う花」を朗読してくれました。

また「君想う花」はキンセンカがモチーフとなっているのですが、キンセンカには「片思い」と「永遠の愛」という花言葉があるんだとか。

「片思いという悲しい出来事の中にも、心の中には相手への優しい想いがある。これこそ永遠の愛ではないか」ということです。

「好き！」と思ったあなたはどうやっても記憶から消えることはなく、忘れる事などどうしてもできません。時間とともに忘れるなんて誰が言ったのか、涙に咲くキンセンカを見るたびに、あなたのことを想わずにはいられないのです。

「君想う花」にはキンセンカがイメージされているんですが、キンセンカというと花弁が何重にも重なり合い、豪華というイメージがあります。

しかし花言葉の「片思い」に乗せると、儚く揺れて、風に散っていく花でしかないのです。

実を結ぶ事なく、この想いがあなたに届くことなく散っていく花は、まるで叶わない恋を描いているようです。