はじめに

巷で話題の女性歌手、島茂子をご存知ですか?
ドラマ『家政夫のミタゾノ』主題歌を歌っている、といえば、聞き覚えのある方もいるでしょうか。
本記事では、島茂子と彼女のデビューDVDシングル『戯言』をご紹介します。

島茂子って誰…?

【戯言】島茂子がついにデビュー!記念リサイタルの詳細をチェック☆ドラマ「家政夫のミタゾノ」主題歌の画像
上記、ジャケット写真の顔に見覚えはないでしょうか?
TOKIOのリーダー・城島茂に「そっくり」ですよね。
設定上、彼女は「城島茂にそっくりの遅咲きの新人」です。
ここではこれ以上の説明は控えますが(笑)、おおかた察していただけたのではないでしょうか。

TOKIOのシングル『クモ』にも収録曲が

【戯言】島茂子がついにデビュー!記念リサイタルの詳細をチェック☆ドラマ「家政夫のミタゾノ」主題歌の画像

「戯言」は、茂子のデビュー作となります。

しかし実は、彼女の歌唱曲が世に出るのはこれが初めてではありません。

2017年8月にリリースされたTOKIOシングル『クモ』の通常盤に、「女の坂道」という楽曲が収録されています。

この曲の歌唱者のクレジットは「島茂子とザ・ソイラテズ」

当時は、J-Storm(レコード会社)のTOKIOのプロフィール写真がランダムで島茂子とザ・ソイラテズに変わるという、遊び心溢れるギミックも仕掛けられていました。

ちなみにこの「女の坂道」の冒頭歌詞が、下記です。

今日も一日お疲れと
ソイラテを手にする私
自撮りする程ウブじゃない
呟くよりも叫びたい
SNSよりSOSよ、、、
嗚呼 欠けた爪は泪
斜めフレンチで
今は一人 歩きましょう
女の坂道

出典: 女の坂道/作詞:島茂子とザ・ソイラテズ 作曲:島茂子とザ・ソイラテズ

中年女性の悲哀を、あまりにも的確に表した歌詞

当時、「大人が本気で遊ぶとこうなるのか」とTOKIOファンを震撼させた楽曲です。
そこから約10ヶ月、彼らの"本気の遊び"はさらに高度になって帰ってきたことになります。

ドラマ『家政夫のミタゾノ』主題歌

【戯言】島茂子がついにデビュー!記念リサイタルの詳細をチェック☆ドラマ「家政夫のミタゾノ」主題歌の画像
「戯言」は、TOKIOの松岡昌宏が主演する日本テレビ系ドラマ『家政夫のミタゾノ』の主題歌として起用されています。
松岡の演じる、女装の超有能"家政夫"の三田園薫が話題のこのドラマは、2016年に第1シリーズが放映されました。
非常に人気が高かったため、今年(2018年)4月から第2シーズンが放送されています。

茂子も出演!

ちなみに茂子は、このドラマへの出演も果たしています。
5月11日に放送された第4話に、なんと本人役で出演。カラオケで「戯言」を歌っています。
見逃した方はアマゾンプライムなどでも見ることができますので、ぜひ確認してください。

DVDは(とりあえず)通常盤のみのリリース

本来であれば初回限定盤として、MVだけでなくそのメイキングやカラオケビデオ、前作「女の坂道」発売時のリサイタル映像などが収録されたバージョンが発売されるはずでした。
ですがリリース直前の5月14日になって、「発売中止」というお知らせが出されたのです。
おそらく、不祥事によりTOKIOを脱退・事務所を契約解除となった山口達也が入った映像が使われていたのでしょう。
訂正次第あらためて発売するとのアナウンスもあるようですので、しばらく待ってみるのがよさそうです。

通常盤にも「すごろく」が付属