クリス・ハートの【糸】ってどんな曲??
【糸】は中島みゆきの曲!
【糸】は1998年に中島みゆきの35枚目のシングルとして発表されました。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%91%BD%E3%81%AE%E5%88%A5%E5%90%8D/%E7%B3%B8
実はこの【糸】という曲はクリス・ハートのオリジナルの曲ではありません。
中島みゆきが作詞作曲した曲なんです。ご存知でしたでしょうか。クリス・ハートのバージョンを1番最初に聞いた方にはびっくりすることでしょう。
中島みゆきの雰囲気が感じられないと思います。それはクリス・ハート自身が自分の歌としてしっかりと自分の味を出しながら歌っているからです。
中島みゆきのバージョンももちろんオリジナルで素晴らしいのですが、クリス・ハートのバージョンはまったくの別物となっています。
神から選ばれた声といってもいいほどの美しいクリス・ハートの美声。これによって【糸】が全く違った生命を吹き込まれています。
オリジナルバージョンと比べてみるのも良いでしょうね。それでは【糸】の世界を見ていきましょう。
【糸】の歌詞の意味を解説!
奇跡の声
クリス・ハートの生まれ持ったこの声は歌手になるために神様が与えてくれた声ですよね♪
クリス・ハートが【糸】歌うと本当に神の視点で歌われているかのような荘厳な雰囲気を感じます。
歌唱力が抜群であるということもあるのですが、それに加えてクリス・ハートの魂の輝きが見えるかのような歌い方をしています。
ぜひ、音源を聴きながら歌詞の内容を追っていくとさらに深い【糸】の世界を感じることができますよ!
歌詞の内容を深掘りしていきましょう!
なぜ めぐり逢うのかを
私たちは なにも知らない
いつ めぐり逢うのかを
私たちは いつも知らない
どこにいたの 生きてきたの
遠い空の下 ふたつの物語
出典: 糸/作詞:中島みゆき 作曲:中島みゆき
出会いは本当にご縁ですよね。自分から進んで求める出会いもありますが本当に偶然でしか出会えないこともたくさんあります。
全く別々の人生を歩いてきた2人が一つ道をいっしょに歩く事になります。
それは恋人同士であったり、親子であったり、友人であったり、仲間であったりと様々な形をとります。
巡り会う瞬間は誰にもわかりません。その瞬間は本当に奇跡と呼べるものでしょう。
縦の糸はあなた 横の糸は私
織りなす布は いつか誰かを
暖めうるかもしれない
出典: 糸/作詞:中島みゆき 作曲:中島みゆき
2人の人生が1つになって2人の力が1つになります。
1人ずつの力よりも2人で合わさった力は何倍もの力が湧いてきます。
その力で傷ついた人や困っている人を助けることができたらどんなに幸せなことでしょうか。
人を批判したり攻撃したりするよりも人を癒す力のほうが絶対に強いのです。
自分で選択できない出会いには運命を感じざるを得ませんよね。自分の力ではどうしようもできない大きな力に導かれている感じです。
なぜ生きていくのか?
なぜ生きてゆくのかを
迷った日の跡のささくれ
夢追いかけ走って
ころんだ日の跡のささくれ
こんな糸がなんになるの
心許なくて ふるえてた風の中
出典: 糸/作詞:中島みゆき 作曲:中島みゆき
なぜ生きているかなんて誰にもわかりません。しかし生きているといろいろなことが起こります。
人は生きていると迷ったり、失敗して転んだり、後悔したりでネガティブな感情が湧き上がります。
しかし、生きると言う事はポジティブなこともネガティブなことも全て合わせて乗り越えて行かなくてはなりません。
ピンチの後はチャンスがあります。下った坂は必ず上り坂になります。いつだって必ず朝はやってきますから。
縦の糸はあなた
横の糸は私
織りなす布は
いつか誰かの
傷をかばうかもしれない
出典: 糸/作詞:中島みゆき 作曲:中島みゆき
愛し合った2人が信念を持って力を合わせれば、人の傷を癒すことができるのです。
一人きりでは難しいことも2人であれば何とかなります。
誰かがそばにいるって本当に心強いですよね。
恋人や夫婦だけでなく、親子・兄弟・友人・親戚・同僚などの関係でも同じです。
運命の人との出会いが人生には待っています。