THE RAMPAGE from EXILE TRIBE【WAKE ME UP】歌詞の意味を解釈！

自分を取り巻く環境をできない言い訳にしたり、周りに迎合すること。

それは不甲斐ない自分をごまかすには一番楽な手段なのかもしれません。

しかし、それは同時に自分の人生の時間を無駄にしているのと同じなのです。

無駄にしている、つまりは自分の人生の価値を下げ続けているということなのでしょう。

人生の価値を自ら見出し、自分のものとしたいのならば。

言い訳も、自分の意思を歪めることもするべきではありません。

ただただ、自分の意志・覚悟、その全部を人生に注げばいいのです。

単色の世界でも、自分を解き放てば何者にでもなれるのです。

輝くことも、誰かを感動させることも、自分の人生が輝いているからこそできることです。

ただ、立ち止まったり迷っている時間はもう1秒たりともありません。

様々な言い訳や、しがらみや、弱さから自らを自分の力で解き放つのは今この時しかない。

今がその時なんだとお前も分かっているんだろう？と感情に揺さぶりをかけています。

タイミングは自分次第、あとはもうその瞬間を自分自身に教えるだけです。

ここからが一気に「自分を目覚めさせるんだ！」と畳みかけます。

くすんだ今いる世界から抜け出して、向かうべき未来へと突き進むんだと言っています。

誰にでも平等にある人生。

そしてそれはたった一度しかなくて、時間を巻き戻すことはできません。

でも、再出発することはできる。

ただ、そのチャンスは無限にあるわけではないのです。

再出発や、再生、進化のタイミングはそうしたいと心に思った時。

今、そうしたいと心に強く思ったなら、それがその時です。

ここで注目すべきは何度も繰り返される「Wake me up！」の言葉でしょう。

力強いパワーワードが迷う者の背中を押してくれるような感覚に包まれます。

「さあ！今目覚めるんだ！」

スピード感のあるサウンドと歌詞です。

強い言葉でありながらも焦燥感というものは感じさせません。

感じるのは、まるでタイムマシンに乗っているかのような少し先の未来への期待感。

夢を真っすぐに見て、その場所へと走り続けていればきっと何にも惑わされることはないのです。

さらに、しつこいぐらいに「目覚めろ！」と畳みかけています。

怖がらずに目を開けることができたなら、諦めることもしなくていいのです。

きっと、諦めることなんかできないはずなのです。

急激な曲調の変化によって、まるで光輝く未来へと導かれるような感覚に襲われます。

この曲の魅せ場のひとつといっても過言ではないのがこの部分。

一見聴き流してしまいそうになる歌詞です。

しかし、曲調に大きなコントラストをつけることによって歌詞の意味が心に刻まれる。

そんな秀逸なテクニックに脱帽！の一節です。

周囲の他人が語っている幻想に付き合う必要はありません。

ましてやそんなもののために自分の決断を歪めることも捨てることもしなくていいのです。

夢も、未来も、自らの強い意志があってこそ。

「お前には無理」

「そんなこと夢見てなんの意味があるの？」

嫉妬や羨望からくる周囲の雑音は聞かなくていい。

真っすぐに自分を持って、目指す場所へとただただ進むだけです。