このブログを読んだリスナーが「考えがバラバラだ」という点に対し少し心配したのでした。

リスナーからのメッセージに対し、齋藤さんは全員揃うのは難しいとコメントします。

平手さんもメンバーにはそれぞれの人生があるという感じで、齋藤さんに同意の返事。

このやりとりから、メンバー内で色々意見の相違があったことがうかがえます。

ただ、平手さんはツアー中に疑問を持ったこともあったそうです。

それは、これだけ考え方がバラバラなのに、踊りが揃ってみえるということ。

この疑問を振付師のTAKAHIROさんに聞いた平手さん。

その答えは「メンバー楽曲を伝えたい思い」というものでした。

パフォーマンスをしている瞬間は、メンバー全員が集団として動いている……

欅坂46を象徴するエピソードだと思います。

15日(金)深夜、アイドルグループ・欅坂46の平手友梨奈がパーソナリティを務めるラジオ番組「欅坂46 こちら有楽町星空放送局」が放送され、今年夏に開催された欅坂46初の全国ツアーを振り返るトークが展開された。

やりとりの全文は、上記のサイトで読むことができます。

長濱ねるさんの歌?

【欅坂46/黒い羊】歌詞を徹底解釈!「黒い羊」は何の例え?正直すぎてつい悪目立ちしてしまうあなたへの画像

ところで、この「黒い羊」発売直後に衝撃のニュースがありました。

長濱ねるさんが欅坂46を卒業することをブログで発表したのです。

長濱ねるさんは単独での仕事も多く、ある意味欅坂46の代表でした。

卒業する理由について、具体的なことは何も明らかになっていません。

しかし、以前から舞台裏で悩んでいたようです。

長濱さんは、欅坂46結成から三ヶ月遅れで加入。

しかも最終オーディション無しの特例加入に引け目を感じていたのです。

欅坂46専任になることになった、今メンバーで一番注目急上昇の長濱ねる。その魅力に徹底的に迫ってみたいと思います。

「欅って、書けない?」で、長沢菜々香さんと二人ロケをした回でのこと。

食事の時間、長沢さんに対して「まだ先輩と思ってる」と話す長濱さん。

長沢さんは驚き「ぜんぜんそんなことない」と返します。

VTRを観ていたスタジオでもメンバーが驚きの表情を見せます。

鈴本美愉さんが「そういうふうに思ってたことを初めて知った」とコメントしました。

長濱さんは欅坂46の中で「自分は黒い羊」と思ってしまったのかもしれません。

ただ、周りのメンバーは長濱さんに言われて初めて気がついたのです。

ここが、思い込みの難しいところです。

「黒い羊」は、当初予定されていた時期より遅れて発売になったという憶測があります。

カップリングにある一曲が「ごめんねクリスマス」というタイトル。

この曲が入るのなら、本来は11月~12月に発売だったはずというのです。

401: 2019/01/31(木) 20:03:43.24 ID:peGUI2dj0ごめんねクリスマスwwww 延期したの確実やんw407: 2019/01/31(木) 20:05:05.76 ID:gcUlg3850ごめんねクリスマスw420: 2019/01/31(木) 20:06:16.17 ID:UiJCM2ke0ごめんねクリスマスで吹いた(;ω;)

発売が遅れた理由は、はじめは平手さんの体調不良にあるという噂が流れました。

しかし長濱さんから発表があると、卒業時期の関係があるのかもと考えた人もいるようです。

ただいづれも、憶測の域は出ません。

実際は発売延期のアナウンス自体が公式からまったく出ていませんので。

矛盾や不安定さが共感を呼ぶ

【欅坂46/黒い羊】歌詞を徹底解釈!「黒い羊」は何の例え?正直すぎてつい悪目立ちしてしまうあなたへの画像

以上、「黒い羊」について書いてきました。

MVや振り付けについても、色々深いメッセージが込められており、心を揺さぶられる楽曲です。

さて、2018年の4月から2019年の3月にかけては、欅坂46にとっては激動の一年でした。

一期生4人の卒業が立て続けに決まり、一方で二期生9人が加入。

このあとも、一体どんなことが起きるのか、気になるグループといえます。

この状況について、メンバー達は何を感じているのでしょうか。

メンバーそれぞれが抱える「黒い羊」の面

これも「欅って、書けない?」でのエピソードです。

毎回、番組ではシングル発売前に「ヒット祈願」としていろいろな企画を行ってきました。

「黒い羊」でのヒット祈願企画は、真冬の群馬県、浅間大滝での滝行!

こういう企画の場合、だれが滝に打たれるかという話し合いでは「揉める」のがバラエティーのセオリーです。

ところが、スタジオにいた欅坂46一期生メンバーの全員が参加を志願。

その中で選ばれた8名が滝行ロケに向かいました。

滝に打たれながらヒット祈願をするメンバー。

その中で何人かが「貢献したい」「強くなりたい」「笑顔でいたい」「支えたい」と叫びました。

スタジオで観ていたメンバーも、涙を流し「自分は貢献していない」「勇気が無かった」と話します。

ファンから見れば大活躍しているメンバー達です。

しかしその心の中には、「自分は劣っている」「力になっていない」という思いを持っていたのです。

この心に秘めた思いを表現している曲が「黒い羊」であり、それが聴く人の共感を呼ぶのではないでしょうか。

メンバー達も「黒い羊」という楽曲に出会って、心境の変化があったのでしょう。

だからこそ、ヒット祈願企画の中で皆、今の自分から変わりたいという心境を吐露していたのだと考えられます。

彼女達は端から見れば「集団」であるのは疑いようのないことです。

しかしながら彼女達自身はグループの中に「群れ」にあるような他力本願な部分を感じ取っていたのだと考えられます。

「黒い羊」という楽曲が表現している個の力強さを目の当たりにしたメンバー達。

グループを、今まで以上に1人1人の力で守っていきたいと考えるようになったのでしょう。

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OTOKAKEでは、ほかにも欅坂46の楽曲解説を行っています。