「水曜日のカンパネラ」という音楽ユニット。
2012年結成、2016年にメジャーデビューを果たした音楽ユニット「水曜日のカンパネラ」。
筆者が水曜日のカンパネラの音楽を一言で表すとしたら…。「カオス」。この一言に尽きます。
水曜日のカンパネラの音楽は、どの音楽ジャンルにも属さないニュータイプの音楽だと筆者は思います。
邦楽らしさもありながら、全体の印象としてはハウスミュージックやクラブミュージックに近いものを感じますよね。
それに加えて、ヒップホップ的なメロディがあったり電子音楽的な要素もあったり…。
たくさんのジャンルを取り込み、それらが混ざり合った末に完成した音楽、それが「水曜日のカンパネラ」。
正直に言ってしまうと、大衆向けの音楽ではないと思います。聴く人を選ぶ音楽かもしれません。というのも、その世界観・音楽性があまりにも”個性的過ぎる”から。
音楽性だけでなく、MVなども非常に独特な作品になっています。
まさに「COOL JAPAN」。
水曜日のカンパネラは、ある意味「COOL JAPAN」を体現した音楽ではないか思います。
楽曲自体には「日本らしさ」というのはあまり強くありませんね。
クラブミュージックに邦楽が織り交ぜられたメロディは海外のリスナーにも馴染みやすいのだと思います。
また、日本らしいモチーフが多く使われているMVは「日本」や「アジア」というイメージを鮮明に描いた世界観です。
視覚的な「アジアらしさ」と聴覚的に「馴染みやすいメロディ」が絶妙なバランスで融合した音楽は、海外のリスナーからも高い人気を誇っています。
楽曲配信をYouTubeで行っているということも、海外リスナーを多く獲得した理由の一つだと思います。
実際にYouTubeのコメント欄を見てみると、英語でのコメントがわんさか…!
これほど日本人アーティストの動画に、これほど多く海外からのコメントが寄せられるのはとても珍しいことではないでしょうか。
歌詞人気ランキングをご紹介します★
さて今回は、水曜日のカンパネラの独特過ぎる楽曲をご紹介していきますよ!
「歌詞検索人気ランキングベスト10」ということで、歌詞検索サイト「歌ネット」の検索ランキングに準じて発表していきます。
※2018年2月27日時点のランキングです。
第1位はどのナンバーになるのでしょうか…?お気に入りのナンバーは一体何位に…?
予想しながら見ていただけると嬉しいです( ^^ )
全曲、収録アルバムもあわせてご紹介していきますので、そちらもチェックしてみてくださいね♪
第10位「マリー・アントワネット」
第10位は、2013年10月1日に公開された「マリー・アントワネット」。
提灯が印象的な冒頭。日本の下町やシャッターの降りた商店街が舞台のMVですね。コマ撮りされた映像も面白いです。
「マリー・アントワネット」の収録情報
2013年10月9日リリース『羅生門』に収録。