LiSAが今熱い!
独特のカッコ良さとカリスマ性を放つ女性シンガーLiSA。
LiSAの楽曲の中から、今日は「Rally Go Round」の歌詞を徹底解説します。
この曲名自体は、LiSAさんと共に作詞をしている古屋氏がつけられたようですね。
曲名をメリーゴーランドに掛けるセンスの良さが際立っていると思います。
2015年リリースのこの曲は、当時まさに夢を叶えている真っ最中だった彼女の真っ直ぐな歌詞が輝いています。
「LiSAっ子」(LiSAのファン)やLiVE(iは小文字)など独特の世界観も人気な彼女。
インタビューなどをみるとわかりますが、存在が元気をくれる。
歌いっぷりも非常に堂々としていますね。
いつでも安心して明るいLiSA。
そんな彼女の歌詞を、今日は紐解いていきましょう!
踏み出そうかどうか迷う人へ
ニセコイのOPに!
LiSAさんは1987年生まれで、高校時代からバンドを組んでいたようです。
また、幼い頃からピアノもしていたようです。
今でこそアニソン界のトップアーティストとして知られていますが、インディーズ時代も長かったようですね。
それでも彼女は夢を諦めず、この曲が「ニセコイ」のOPテーマに起用されました。
ちなみにアニメ版のジャケットではニセコイのキャラクター「桐崎千棘」がLiSAのジャケ写の格好をしていました。
LiSAさんが好きなキャラクターがLiSAさんの格好でジャケ写になる。
実際に夢を叶えているわけですね。
そんな彼女の背景も知りながら歌詞を解釈していきましょう!
とても惹かれる明るさ
もう散々グルグルしたじゃない?
やるときやらなきゃ!
今までのダイナミックだって
ダイナシだよ?!
出典: Rally Go Round/作詞:古屋真,LiSA 作曲:じん
2015年のリリースから絶大な人気を誇るこの曲ですが、その最大の魅力が曲調と歌詞の明るさ。
夢に迷ったりした経験のある人はここでまず引きつけられるのではないでしょうか。
夢があるけれど一歩踏み出すのが怖い、踏み出せない人。
何か夢を持った人は、夢について憧れた当初は心も目もキラキラしているものです。
しかし周りの目を気にしたり、時には「まあいいや」と妥協してしまったりして時は過ぎていきます。
こうなりたいなと思うが、それに没頭する勇気がない。
この状態になっている人に、「もう散々迷いまくったでしょ?」といっているわけです。
そして、夢に対して最初に持った憧れこそ、この歌詞のなかの「ダイナミック」という言葉でしょう。
いいの?ここまで悩んだのに、といわれると、なんだかとても勇気づけられます。
「せっかく夢を持てたのだから、必死で追わなきゃもったいないよ」と言われているようです。
できないことなんてない!?
キミの目はどんな目?
素晴らしい言葉を授けよう。
「その目をしたキミに不可能などはない!」
カラフルボードゲームは本日も波乱万丈
天使の弓 不適な笑み
嵐が始まる
出典: Rally Go Round/作詞:古屋真,LiSA 作曲:じん
さて、ここも印象的なパートです。
不可能などない!こう断言されてしまいました。
「その目」ってどんな目なのでしょう。
これは、「夢を抱いている人の目」です。
先ほど書いたように、夢があるけど一歩踏み出せない人へ向けた言葉だと考えられます。
これはとても深い言葉であると感じます。
子供に対して何でもかんでも「できる!」という大人がいますね。
しかし、それは本当でしょうか。
答えは否だと思います。
何かをしようと思えばどうしても個人差がでるし、結果も変わってきます。
しかし、「強い思い」さえあれば、それを乗り越えられる。
「好きこそ物の上手なれ」という言葉がありますが、好きな気持ちさえあれば不可能はない!といっているのです。
夢を追うものこそ、輝く目を持つ「キミ」です。
人生の比喩表現?
歌詞の中に、登場するボードゲーム。
カラフルなボードゲームとは一体なんでしょうか。
これは、「人生」の比喩だと考えられます。
個人によって色合いもマス目も違うボードゲーム。
見事な比喩表現だと思います。
「弓」、「笑み」というふうに、韻の踏み方も心地いいですね。
最強のLoveはキミをどう変える?
今最強最大Loveを込めた手のひらで
背中叩くからありったけかっ飛ばせ
出典: Rally Go Round/作詞:古屋真,LiSA 作曲:じん