Meghan Trainor【All About That Bass】歌詞を和訳をして意味解説！

メーガン・トレイナー(Meghan Trainor)は18歳でプロシンガーソングライター契約を結んだ才女です。

2011年に初アルバムをリリースした彼女ですが、既に全米中の女性の心をつかんでいます。

今回注目する2014年リリースの『All About That Bass』では、ユニークなMVも話題になりました。

ぽっちゃり系なのは魅力の一つである、と歌いあげる彼女に音楽業界も熱い視線を送っています。

彼女は、これからの新しい音楽業界を引っ張っていく存在になるのではないでしょうか。

それでは早速大注目の『All About That Bass』を解説していきましょう。

本曲のMVは観ているだけで笑顔があふれてくるような構成でした。

太めの男性ダンサーのキレキレの踊りに、ポップなカラーが元気を与えてくれます。

そして登場する太めの彼女たちはとてもキュートではないでしょうか。

MVにもメーガン・トレイナー自身のポジティブさやユーモアさがふんだんに表現されているのです。

この曲は、太っていることにコンプレックスを抱く女の子たちへ輝きを与える歌ではないでしょうか。

また彼女は、本曲以外にも太めの女子を元気にする曲を多数リリースしています。

2018年公開映画「アイ・フィール・プリティ！」では、彼女の「Me Too」が主題歌となりました。

こちらは映画内容も、ぽっちゃり系女子が自信を得て光り輝くという内容です。

これまでにありそうでなかった、独特の幸せ感を持ったメーガン・トレイナー。

彼女の歌には自信が満ち溢れているように感じます。

本曲の面白さはMVだけでなく、その歌詞にも隠されています。

太めの自分をBASSと呼び、彼女のユーモアがプラスされていました。

この曲では上記の歌詞が何度も繰り返し使用されています。

またイントロ・サビ、メロ部分に至るまで断続的に特徴あるベース音が使われているのです。

自分をベースだといっているのは、低音という意味から「重い」を連想させます。

対になるようにトレブル（高音）は軽いイメージです。 彼女は軽い女ではなく重い女というわけでしょう。

まるで重いことにプライドを持っているかのような歌い出しに、聴く者は引き込まれていくのです。

体型のことを低音で表現した彼女ですが、この言葉も今後流行っていくような予感がします。

次のフレーズで体のサイズの話が出てきます。

サイズ2は日本のサイズ表記でいうと、一般的なMサイズです。

彼女は自分の体型が普通のミディアムサイズでないことをアピールしています。

けれど決して悲観している訳ではありません。

楽しく腰を振ることで太っていても何も変わらないでしょ、と伝えています。 

男の子の本音を挟み、男の子はぽっちゃり系を望んでいるといっています。

女の子が求める体型と、男の子が求める体型は違う…。

彼女は、無理にでも痩せたいと思っている女の子にメッセージを送っているかのようです。

太めなことは何も劣っている訳ではない、そういいたいのではないでしょうか。