影は 可能性
悩んだ日々もあったけど
この場所を誇りに思う
影は 待っている
これから射す光を
新しい幕が上がるよ

出典: アンダー/作詞:秋元康 作曲:白土亨

1行目の歌詞をご覧ください。

ここは比喩になっています。

比喩の中でもダイレクトな方だと思いますが、彼女たちの切実な思いを例えるのにうってつけですね。

乃木坂に加入した時、はたしてメンバーはどのような夢を抱いていたのでしょうか?

一般の女の子から、皆が注目するアイドルになる。

そう考えただけでも不安でいっぱいになったことでしょう。

しかし、それよりも感じたことがあるはず。

それは希望歓喜

歓喜というのは、アイドルになったことの喜びです。

希望というのは、一人前のアイドルになりたい、という事です。

アイドルになったからには注目されたい。

精一杯自分の力を注いで活動したい。

誰もがそう思います。

その中で経験した、選抜メンバーからの落選という挫折。

そしてそこからの葛藤

こういった悩みや葛藤は経験した人しか分からないと思います。

選抜メンバーが雲の上の存在になった、と感じたメンバーもいるでしょう。

私に価値があるのかな?と自問したメンバーもいるでしょう。

しかし、乃木坂46というグループは一つです。

選抜もアンダーも関係ありません

皆一丸となって成功への階段を上り続けるのです。

歌詞の3行目にある「誇り」とはそういったことを示しているのではないでしょうか。

最後のサビ

乃木坂46「アンダー」の歌詞とは?隠された意味を紐解く…!アンダーメンバーが本当に求めるべきものは何の画像

アンダー 影の中
まだ咲いてない花がある
客席の誰かが気付く
アンダー 今やっと
叶った夢の花びらが
美しいのはポジションじゃない

出典: アンダー/作詞:秋元康 作曲:白土亨

ライブ中、どちらかというとファンの目につきやすいのは選抜メンバーです。

そしてファンの多さも、アンダーより選抜メンバーのほうが多いでしょう。

ですが彼女たちは走り続けます。

アンダーメンバーにしか無い魅力でファンを獲得するために。

選抜になるという夢を叶えるために。

5行目と6行目の歌詞をご覧ください。

ここのフレーズが『アンダー』において最も重要なフレーズだと思います。

彼女たちが素直にそう思えたならば、それが彼女たちのプリンシプルになるのですから。

ここで楽曲は終了します。

終わりに

いかがでしたでしょうか?

今回は乃木坂46の『アンダー』を紹介しました。

この曲はアンダーメンバーの願いが詰まった曲。

それと同時に、アンダーメンバーの苦悩や葛藤も表現しています。

苦悩や葛藤の末辿り着いた結論は、アンダーメンバーにしか分かりません。

彼女たちは、選抜になるという夢を持ったまま、真摯にアンダーとして頑張っているのです。

最後にOTOKAKE内から乃木坂46シングル表題曲ではない曲の楽曲解説記事を紹介します。

下にリンクを貼っておきますのでぜひご覧ください。 

乃木坂46ではシングルごとにメンバーが選抜されますが、カップリング曲は選抜メンバー・アンダーメンバー双方が歌います。 カップリング曲の中でも一番の神曲と話題なのが「狼に口笛を」です!

『狼に口笛を』はシングルではなくカップリングです。

しかし、この曲はシングル曲を凌ぐほどの人気曲。

この記事では人気の秘密を担当ライターが徹底解剖しています。

乃木坂46の7枚目のシングル曲である「バレッタ」のカップリング曲として発表された「初恋の人を今でも」についてご紹介していきます。星野みなみさんがセンターを務める楽曲で、ほろ苦く切ない青春恋物語を演じる魅力満載の楽曲となっています。

『初恋の人を今でも』はシングル『バレッタ』のカップリング曲。

この曲はタイトルのイメージ通り、清純かつ爽やかな楽曲です。

センターを務めるのは星野みなみさん。

この記事では担当ライターがこの曲の歌詞とパート割りを解説しています。

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