メジャーデビューから12年…今も果敢に挑戦し続けるlecca
2018年現在、メジャーデビューから早くも12年を迎えたlecca。
彼女はレゲエを聴きやすいポップな形に昇華させ、これまで幅広い層から支持されてきました。
近年も政治家としての活動もスタートさせ、自分の気持ちの赴く方向に果敢に挑戦していく姿勢を崩しません。
彼女のその情熱的な内面は楽曲にこそ表れていて、それこそが根強い人気の理由でしょう。
2016年に自身初のベストアルバムもリリースされましたが、これもなんとデビューから10年目の話。
10年というとキリの良い数字ではありますが、通常ならベスト盤はもっと早くリリースしていても良いようなものです。
リリースが遅くなったのは、実はlecca自身がベスト盤の制作を断っていたからだとのこと。
これはベスト盤のリリースとなると、その分新曲の制作に当てる時間が減ってしまうという理由からだといいます。
誰よりも情熱的なアーティスト
ベスト盤と言うと、オリジナルアルバムとは違って過去の楽曲を収録したものになります。
その制作に時間を当てるとなると、確かに新曲を生み出す時間は減ってしまいますね。
曲を生み出すことは、アーティストとして前に進んでいくことと同義ではないでしょうか。
そして彼女は「普通ならベスト盤を出していても良い頃だ」という通例も押しのけて、曲を生み出し続けました。
それはアーティストとして前に進まんとする彼女の心意気の表れでしょう。
やはりleccaは「烈火」の名に恥じず、誰よりも情熱的なのですね。
leccaの名曲たちをランキング形式で紹介!
そうやって制作にひたむきに打ち込むことで、何百もの楽曲を生み出して来たlecca。
それだけ曲数が多ければ、最近ファンになった方は特にまだ知らない名曲も多いのではないでしょうか。
そして、これから聴いてみたいという方もどの曲から聴けばいいのか迷ってしまうところです。
今回はそんな方に向けて、歴代の人気曲から10曲を厳選。
「leccaを聴くならこれは是非聴いていただきたい!」というものをランキング形式でまとめてみました!
10位.ファミリア!
トップバッターを飾るのは2012年リリースのアルバム「Step One」に収録されているこの曲です。
南国を彷彿とさせる躍動感溢れるリズムに合わせて歌われるのは、覚えやすくて前向きなメロディ。
タイトルになっている「familiar」という単語は和訳すると「親しい」「よく知っている」のような意味になります。
そのタイトルの通り、カラオケなどで歌っても親しい友達と一緒に盛り上がれそうな1曲なのではないでしょうか。

言わずとも分かり合える親友
例えば家族だって手を差し伸べて欲しい時
気づかず、見過ごしてしまう時もあって当然のことでしょう
でもそれを君は何度となく しかもさりげなく フォローしにかかる
私が実はひとり困ってると こうすりゃAlrightってナイス提案する
出典: ファミリア!/作詞:KG 作曲:井筒"Grouwth"伸太郎
家族はもちろん掛け替えのない存在ですが、家族には話せなくても親友には話せてしまうことって確かにあります。
仲が良ければ家族より過ごす時間が長いなんてこともありますよね。
過ごす時間が長くなれば、それだけ通じ合うものもあります。
言わずとも分かり合える関係が上手く表された歌詞になっていますね。
9位.Your Turn
続いて第9位は2015年リリースのアルバム「前向き」に収録されている「Your Turn」。
leccaの楽曲には珍しく、幻想的なサウンドが特徴的な1曲です。
歌声がサウンドに溶け込んでいくようなサビはなんとも不思議な感覚。
そして曲調はいつもと違ってもlecca節は健在。
メロ部分ではばっちりレゲエのソウルを感じさせてくれますよ!
