テレビアニメ『BORUTO-ボルト-』
週刊少年ジャンプ、またはテレビアニメで大人気だった『NARUTO-ナルト-』の続編『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』。
うずまきナルトの息子・うずまきボルトを主人公に『NARUTO-ナルト-』完結後の世界が描かれます。
和風ファンタジーの世界観を継承し、忍術と科学技術が共存する世界観の中で、ボルトら次世代の忍者が活躍しています。
シナリオアートとは?
公式サイトに掲載されているインタビューによれば、ハヤシとヤマシタのバンドにドラムのハットリが加わり、男女混成のバンドになったようです。
またドラムのハットリが歌うようになり、ツインボーカルになったのだとか。
「サヨナラムーンタウン」を聴く
パワフルでテクニックのあるドラムを叩きながら歌っているハットリと、ギター、ボーカルのハヤシの歌の掛け合いが魅力です。
「サヨナラムーンタウン」の歌詞を読む
幽かに照らされた月の道
僕らはどこへゆくのだろう?
幽かに揺れる湖上の月
未だみぬ未来を映してよ
出典: https://twitter.com/_ubinis_nen/status/938308184766369792
悩んでいたり、苦しかったりする時に夜の月を見上げることがあります。
ここで幽かに照らされた月の道とはどういうことでしょうか?
太陽と月
ある僧侶が筆者に仏教は月のようなものだと言ったことがあります。
またパウロ・コエーリョという作家は、魔術には太陽の伝説と月の伝説があると著作『ブリーダ』で語っています。
太陽は昼に輝くもの。そして多くの人にとって主に生活する時間でもあります。
月は夜に輝く。 暗い夜道で月が出ているとほっとしますよね。
はっきり先の道がわかっている昼の世界とは違って、暗闇の中に秘密がたくさんある夜の世界。
音楽はひょっとするとこの夜の世界に属しているものかもしれません。
でも、その夜には月も輝いています。
この歌詞では、まだみぬ未来へ向けて月の微かな光を頼りにしていることがわかります。
大切なものが増えるのが怖くて閉ざして生きていたのに、出会ってしまうんだね。
運命が僕らを引き離そうとしても、世界を壊してでも守りたいんだ
出典: https://twitter.com/su_ji114/status/898231432845312000
人との別れは辛いもの。
辛さを考えると、心を開いて深い人間関係を作ることに抵抗がある人もいると思います。
人によっては深い人間関係は数人でいいと言う人もいると思います。
望んでいても、望んでいなくても、いつか人と出会い人間関係が生まれる。
深い人間関係ができると、運命がその関係を引き裂いても、守りたくなる。
人と繋がることについて歌っていると思います。
泡沫の夢とわかっても
誰かと生きていたいのさ
失う辛さを知っても
誰かを想ってしまうのさ
サヨナラサヨナラ
出典: https://twitter.com/naoe0807/status/924746729995476992
泡のように確かではない夢だとわかっていても、一緒にいたい。
音楽で生きていくことを歌っているのでしょうか?
あるいは思いが届かない誰かに対して歌っているのかもしれません。
ここでのサヨナラは本当にさよならを告げているのでしょうか?