銀河に重ねた歌詞が最高!
もしも君がこの銀河の中で迷っても
どこまでもどこまでも 小さな光を探すよ
そして僕は星座になって 君の傍にいるよ
いつまでもいつまでもGalaxyなその瞳を見つめたい
出典: 瞳の中のGalaxy/作詞:藤井フミヤ 作曲:藤井フミヤ
たたみかけるような愛の表現は、5人体制だからこそできるものでしょう。
次々と降りかかるフレーズに鳥肌が立ちます。
恋人からこんな言葉をかけられたら感動してしまいますね。
いつまでも側にいたい気持ちを銀河に例えて描かれた歌詞が見事です。
どんなときにでも側にいて見守っている。
自分は星になってもいいから。
それは死んだあとでも姿を変えて側にいるという意味なのかもしれません。
愛は広い銀河の中でも眩しく輝く
愛は切ないもの
どうして好きなんだろう ビッグバーンみたいだね 切なさが広がって胸が苦しい
わがままだよね 君が目を伏せる 夜って恋のためにあるのかな
出典: 瞳の中のGalaxy/作詞:藤井フミヤ 作曲:藤井フミヤ
人を愛する前は、恋愛は楽しいものだと思っていた人も多いでしょう。
しかし実際に恋愛がはじまってみると切ないことの方が多いことに気が付きます。
会えない時間がどうしようもなく寂しかったり。
夜に限って理由もないのにとても切なくなったり。
そんな愛の切なさを主人公は広い宇宙の中で感じているのでしょう。
2人だけの秘密にドキドキする
立ち入り禁止の壁 飛び越え走った 自由を手に入れたそんな気分
大丈夫かな 君が微笑んだ ついておいでよ 秘密をつくろう
出典: 瞳の中のGalaxy/作詞:藤井フミヤ 作曲:藤井フミヤ
ここでは少年のような主人公の姿が浮かび上がります。
はじめの1文は、この恋が禁断の愛だったのかな?と思わせます。
もしかしたら親に反対された恋だったのでしょうか?
理由は分かりませんが、禁断の愛に踏み込んでしまったようです。
そして最後の1文にも注目です。
秘密というのは人との距離を近づけるもの。
他の人が知らないことを2人だけが知っているということは、不思議とうれしい気分になります。
「2人だけの秘密だよ。」は魔法の言葉。
子供の頃、秘密を共有することで友達と仲良くなれたという経験がある人もいると思います。
そんな秘密を、愛する人と今から作ろうというのです。
一体どんな秘密なのか想像するだけでもワクワクしますね。
愛の深さに脱帽
そうさ君とこの銀河の中で出会ったよ
信じよう信じよう いつか聞いた星の神話
きっと僕の世界の君は女神になる
守りたい守りたいGalaxyなその瞳を抱きしめて
出典: 瞳の中のGalaxy/作詞:藤井フミヤ 作曲:藤井フミヤ
秘密を胸に、愛は深みを増してゆきます。
人は生まれる前はどうだったのか?
死んだあとはどうなるのか?
そんなことまで考えさせられる神秘的な歌詞。
恋人が例え人間でなくても、君を愛するという想い。
ここまで人を愛することはそうそうないものです。
きっとこの曲に出てくる彼女の瞳には不思議な力があるのでしょう。
見つめていると、自然と果てしない銀河まで想像してしまうような。
よく「吸い込まれそうな瞳」という表現をしますが、きっと彼女はそんな瞳の持ち主なのでしょう。
この先2人のストーリーが神話として伝えられる日が来そうな気がしてなりません。
人との出会いは奇跡なの?
数えきれない 悲しみも
数えきれない 喜びも Shining Stars
出典: 瞳の中のGalaxy/作詞:藤井フミヤ 作曲:藤井フミヤ
人生は平坦な道ではありません。
苦しいこともあれば楽しいこともあります。
ここは「どんな場面でもピカピカと輝く星となっていつまでも側にいるよ」という意味でしょうか。
その後もう一度サビの部分が繰り返され、曲は幕を閉じます。
銀河と重ね合わせた壮大な恋。
ここまで素敵な愛があるものなのだなと感心してしまいました。
この曲を聴くだけで宇宙への旅に出たような感覚になることができる「瞳の中のGalaxy」。
広い世界の中で出会えたことの奇跡までをも教えてくれているようです。
皆さんには大切な人はいますか?
恋人でも友達でも良いので思い出してみてください。
皆さんが、その大切な人と出会えたことは奇跡なのかもしれません。
広い銀河の中で出会えたのだから。