嵐【キャラメル・ソング】切ない歌詞の意味を独自解説！二宮くんが歌うお別れソングは甘くて苦い…

ここでようやく、彼女が旅立つ理由が出てきます。

彼女には叶えたい夢がある。

そしてそれは、主人公がいる場所から離れたところでないと叶えられない夢。

もちろん遠距離になったとしても、恋愛を続ける方法はあります。

主人公はその方法を模索したことでしょう。

さんざん悩んで、別れなくてもいい方法を考え抜いたのではないでしょうか。

でも彼が出した結論は「彼女が夢を叶えるためには、自分が邪魔になるかもしれない」ということ。

夢を叶えるために新しい場所へ行く彼女の側に、自分がいるのはふさわしくない。

新しいことに挑戦する彼女に対して、もしかしたら嫉妬してしまうかもしれない。

そんな姿は彼女に見せたくないし、自分もそんな姿になりたくない。

彼女のことが好きなのに、いや好きだからこそ、彼女のためを思って別れを選んだ主人公。

その決断に至るまでの主人公の気持ちを考えると、ここも大きな切なさポイントといえるでしょう。

主人公の本音があふれ出しているのがこの部分です。

夕焼け空から夜空に変わるその前に「やっぱり側にいてほしい」、「行かないでくれ」と、彼女に言いたい。

ずっと側にいたい、離れたくない、今ならまだ間に合う。

でも結局は、その想いをぐっと飲み込んだまま主人公は彼女を見送り、その思い出を大切に胸の中にしまっておきます。

まるでビターキャラメルのように甘くてほろ苦いその思い出は、主人公の胸の中をずっと温め続けることでしょう。

「キャラメル・ソング」には「彼女の夢を叶えるために身を引く」というシチュエーションがあり、切なさポイントが満載でした。

メインボーカルの二宮くんの声はキレイで伸びがあり、甘さも苦さもお手のもの。

その声で歌うからこそ切ない歌詞が引き立ち、甘さの中に少しだけほろ苦さを感じさせる名曲となっています。

歌詞はもちろん切ないのですが、歌声を聴くとよりいっそう曲の世界観が胸に迫ってきて、切なさ倍増。

ここまで読んで「嵐のファンではないけど、この曲はちょっと気になる……」と思った人、いませんか？

この機会にぜひ二宮くんの歌声と、切ない歌詞の世界にどっぷりハマってみてはいかがでしょうか。

嵐の曲の中には「キャラメル・ソング」のほかにも「～ソング」という名前の曲がいくつかあります。

こちらの記事では、二宮くんが作曲した「ファイトソング」についてご紹介しています。

シークレットトラックにもかかわらず、ファンの間では「励まされる！」という声が多く、人気が高い曲です。

歌詞の意味はもちろん、収録されている曲や聞きどころなどが盛りだくさんです！

また、嵐ファンが選んだ人気曲ベスト5を、ランキング形式で紹介している記事もあります。

カラオケでの人気曲ランキングや、高得点が狙える曲まで解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね！