「夢追い虫」とは
2001年10月発売の24作目のシングル
スピッツの2001年10月発売の24作目のシングルが「夢追い虫」です。
生きるはかなさを感じながらも、そこから確かな希望を見いだすような歌詞がとても印象的です。ボーカルの草野マサムネのやわらかな歌声に胸が締め付けられます。
2000年にレコーディングは行われていましたが、発売のタイミングを逃してしまった曲なのだそうです。
そのため、2000年の秋のツアー「SPITZ JAMBOREE TOUR “放浪2000”」ではじめて披露されることになりました。
カップリングには、「大宮サンセット」が収録されています。
映画「プラトニック・セックス」の主題歌
そして、2001年に映画「プラトニック・セックス」の主題歌に使われたことで、シングルとしての発売が決定するという紆余曲折を経た曲なのです。
飯島愛の自伝が原作とされていることや、刺激的な映像と内容で話題を集めた作品です。
アルバム「色色衣」に収録
この曲は、スピッツの2004年3月に発売された異色のスペシャル・アルバム「色色衣(いろいろごろも)」にも収録されています。
1999年3月発売の「花鳥風月」とコンセプトはほぼ同じで、アルバム未収録の曲が中心になっています。「花鳥風月」と違うのは、より個性的な曲が多いことです。
アマチュア時代に製作された「僕はジェット」や、ラテンのビートを感じさせる「ムーンライト」など、スピッツの違った一面が感じられるアルバムです。
その他にも、アニメ「ハチミツとクローバー」の挿入歌として使われた「魚」は名曲ですので、「夢追い虫」と合わせて楽しんでいただきたいです。
このアルバムの他に、ベストアルバム「CYCLE HIT 1997-2005 Spitz Complete Single Collection」にも「夢追い虫」は収録されています。
ライブの雰囲気が味わえるPV
「夢追い虫」のPVには臨場感あふれるライブ映像が使われています。スピッツのライブに行ったような気持ちになれる格好良いPVです。
この映像はライブDVD「ジャンボリー・デラックス LIVE CHRONICLE 1991-2000」に収録されていますので、じっくり楽しみたい方はこのDVDもチェックしてみてください。
「夢追い虫」の歌詞を徹底解説
恋人と過ごせば毎日に羽も生える
笑ったり 泣いたり
あたり前の生活を
二人で過ごせば
羽も生える 最高だね!
美人じゃない 魔法もない
バカな君が好きさ
途中から 変わっても
すべて許してやろう
出典: https://twitter.com/fuku_zoo/status/832255488284782593
ユメで見たあの場所に立つ日まで
僕らは少しずつ進む あくまでも
出典: https://twitter.com/fuku_zoo/status/832255488284782593