春といえば……
卒業や入学シーズンに突入すると、世間は一気に春モードになります。
別れもあれば出会いもある。新しい恋の予感もする。1年の中で最もドラマチックな季節ですよね。
そんな時によく流れている楽曲は、やはり春ソング!!中でも“桜”をテーマにしたものが非常に多いです。
ザッと思いつくだけでも、森山直太朗「さくら」、コブクロ「桜」、ケツメイシ「さくら」、いきものがかり「SAKURA」など……。
実際、春の楽曲ランキングを見ても、半分くらい“桜”ってワードが入っているんじゃないか?というくらい(笑)
それほど世の中では“春”=“桜”なんですね♪♪
今回は、そんな春ソングの中からFUNKY MONKEY BABYSの「桜」をご紹介していきます。
FUNKY MONKEY BABYS「桜」
「桜」の魅力
「桜」は2009年2月に発売されたFUNKY MONKEY BABYSの10枚目のシングルです。
ファンモンの愛称で親しまれていたFUNKY MONKEY BABYSは、惜しまれながら2013年に解散してしまいました。
しかし、彼らが生み出した数々の名曲は今も人々に感動を与え続けています。もちろん「桜」もその一つ。
わたしが学生の時、卒業式のエンドロールでこの曲が流れたことがあります。
その時に聴いた「桜」は、“これから先に待っているいろいろな事も、ともに乗り越えていこう!!”という応援ソングのように感じました。
次に聴いたのは、友人の結婚式にて……。
その時は学生の頃に聴いた印象とまた違い、“これからの人生を2人で一緒に歩いていこう!!”という、とても愛に溢れた楽曲に聴こえました。
そのどちらも正解なのだと思います。
聴く人の捉え方によって、いろいろな意味を持つ素晴らしい楽曲!!まさに不朽の名作です。
「桜」のMV
8枚目のシングル「告白」では船越英一郎さん。
ラストシングル「ありがとう」では明石家さんまさんなど、その時の楽曲のイメージに合った方にオファーをしているそうです。
「桜」はチュートリアル徳井さん
「桜」のCDジャケットとMVには、お笑い芸人チュートリアルの徳井さんが出演しています。
「桜」のMVは、歌詞と連動したドラマ仕立ての内容で、徳井さんは彼氏役。
社会人になり、毎日仕事に追われ、忙しさのあまり、彼女との約束も果たせない……。
大切なものを見失いかけていた時に、学生時代のキラキラしていた自分を思い返していきます。
そして、青春時代をともに過ごしてきた彼女の存在がどれだけ自分を支えてくれたのかに気づくのでした。
徳井さんの何気ない表情に、心の葛藤やその先にある幸せが滲み出ています。
楽曲の世界観に合った素晴らしいMVですので、是非ご覧になってみてください。