7分越えの長編MVは見ごたえ抜群!

動画の長さは7分15秒

パッと見た瞬間は「長い」と思いましたが、見てみるとあっという間でした。

終わった後は感動の

とても長い映像なのですが、ストーリー仕立てになっていてとても楽しめる作品。

作った人のこだわりが感じられます。

前半は怖くてゾクゾク、後半は感動でゾクゾク。

はじめから最後までゾクゾクさせてくれるMVについて解説していきます。

出てくる4人はまさか!?

【ももいろクローバーZ/Re:Story】映画のようなMVを徹底解釈!ライブ会場に辿り着く演出が凄いの画像

MVを見て気になったのが、出演している子供たち。

4人の子供はももクロのメンバーをイメージしているのでしょうか。

はじめは目を閉じているのでももクロかな?と思ったのですが、どうみても違う子供です。

赤、ピンク、黄色、紫のシャツを着た少年たち。

子供たちがそれぞれ違ったカラーの4人ということから、ももクロのメンバーを意識していると考えられます。

それにしても、ピンク色の男の子はあーりんでしょうか?

食いしん坊キャラのあーりんが体格の良い男の子なのは面白いですね。

ユーモア満点のピンクの男の子を交え、キャラも引き立つバランスの良い4人です。

このまま映画にしても面白いのでは?と思えるほど素晴らしい演出です。

MVの意味を解釈

それではさっそく、気になるMVの意味に踏み込んでいきましょう。

真夏の子供時代が蘇る

眠っている男の子の上に血のようなものがしたたり落ちてくるシーンから始まります。

男の子はどこかボーカルの百田夏菜子ちゃんに似ている気がします。

そして白い服を着た女性が出てくる場面は怖ろしく、目を背けたくなります。

しかしそれは夢だったようです。

子供の頃によく見た真夏の悪夢を思い出し、ゾクゾクしてきます。

カレンダーが映るシーンから、それは8月のできごとのよう。

そして男の子の名前は「ももすけ」でしょうか。

そこに黄色の男の子が遊びに来ます。

そしてアイスをドカ食いするピンクの男の子を誘って、冒険に出るのです。

夏の暑い日に自転車をこいだ思い出は欠けがえのないもの。

夏、自転車、カラフルな少年たち。とても絵になりますね。

仲間を誘い冒険がはじまる

次のシーンは意味深です。

自転車の脇に倒れる紫の少年が登場。

はじめて見たときは、少年が倒れているのに気にせず3人で宝さがしをするのかな?と思いました。

しかし、次のシーンでは少年が仲間に加わっているではありませんか!

もう一度見てみると、少年はただ道路で寝ていただけだったようです。

そんなのんきな少年を加え、4人が揃って自転車の旅が始まります。

思い切り歌いながら自転車を思い切り走らせる時間。

とても素敵な子供時代ですね。

思い切り楽しんだ子供時代

キスシーンを見るシーンも笑えます。

若い男女ではなくおじいちゃんとおばあちゃんがキスしているところがまたいいですね。

子供たちは、長い人生でもあまり見ることができないものをたくさん見たのでしょう。

大人無しで子供だけの小さな冒険。

こういう体験をたくさんして大きくなった人は素敵な大人になるのでしょう。

成長した彼らが向かった先はライブ会場

次のシーンでは森の中で、倒れている女性を発見します。

ここでは道路で倒れていた紫の男の子を思い出します。

その後女性が妖怪のように耳をはやし、紫の男の子に乗り移ります。

この女性、もしかすると冒頭で悪夢に出てきた白い服の女性かもしれません。

この人は大人へとの成長を引き出す不思議な女性。

人間ではない妖精のようなもの、つまり成長を意味する存在だとも解釈できます。

その後紫の少年がものすごいダンスを披露したときの少年たちの面白い表情にも注目です。

楽しくなってきたところで大人が登場することってよくあることですね。

ここでも突然彼らを探しにきた大人が登場します。

そして逃げ出す彼らがやってきたのはライブ会場。

ここでももクロと少年たちがようやく結びつくのです。

ももクロのパフォーマンスを見て感動する少年たちがいます。

いつか僕等もああなりたいと思っているのでしょうか?

そして、大きくなった彼らの姿がももクロの姿とリンクします。

やはりこの4人はももクロの子供時代を映し出していたのかもしれません。