ゲスの極み乙女。の「ロマンスがありあまる」がトヨタ「スペイド」のCMに起用されました。
印象的な歌詞が多いゲスの極み乙女。ですが、この曲でも歌詞がとても耳に残ります。
「スペイド」という車種の名前は、広い車内空間ということで、スペースワイドから付けられました。
CMが始まってすぐに「僕にはありあまる」という歌詞が出てくるので、この曲にピッタリですね!
また、ゲスの極み乙女。らしい軽やかなピアノポップサウンドも、車のCMとしてはぴったりの選曲ですね。
軽やかに街を走る「スペイド」の姿が、非常に鮮やかに思い浮かぶのではないでしょうか?
そしてTVから流れてきた際、思わず耳を傾けてしまうような印象的な川谷絵音の声。
もしかしたらこのCM曲でゲスの極み乙女。を知った!という方もいるのかもしれませんね。
6位 Pharrell Williams/Happy
Pharrell Williamsの「Happy」はホンダ「フリード」のCMソングとして起用されました。
「Happy」は世界24ヶ国でチャート1位を獲得しました。体を動かしたくなるような陽気な音楽で、楽しい気分になれる曲です!
日本語の歌だとどうしても歌詞が耳に入ってしまいますが、洋楽だとそうでも無いですよね。
安全性について沢山の情報量が30秒の間に盛り込まれているCMです。なので洋楽の方が間違いなくナレーションの言葉は入ってくるでしょう。
広告の仕方によって音楽を使い分けているのが良く分かりました!
人気曲のカバーバージョンも♪
5位 伊藤淳史/ひまわりの約束
トヨタの「T-UP」のCMとして「ひまわりの約束」が起用されました。歌は伊藤淳史さんがカバーしています。
ドラえもんの映画主題歌として、秦基博さんの「ひまわりの約束」が起用され、大ブームを巻き起こしました!
ですが、ブームが去ると楽曲も街から消えてしまいます。そんな中CMソングとしてカバーされ、またお茶の間でこの曲を聴けるのは非常に嬉しいです。
原曲を歌う秦基博の声と同じくらいに、優しく穏やかさに満ちた伊藤淳史の歌声。
彼、こんな声で歌うんだ!とCMを見て驚いた方ももしかしたら多いのではないでしょうか。
秦基博の歌う原曲とは違う、また新鮮なこの「ひまわりの約束」の良さを知る事ができるアレンジでもありますね。
原曲とあわせて聴くことで、きっとこの歌がますます好きになること間違いなし。
4位 Mark Ronson/Uptown Funk(feat.Bruno Mars)
「Uptown Funk」にはボーカルとしてBruno Marsが参加しています。ホンダの「FIT」のCMソングとして起用されました!
ロングセラーである「FIT」を明るく見せるためにこの曲が選ばれたそうです。
確かに、ハッチバックでそこまで特徴が無く、無難なイメージを持たれがちな車だと思いますが、この曲が流れてくるだけで車に対する印象も大きく変わります!
この車でドライブして見たいと思わせてくれる一曲ですね!
またこの曲、Mark RonsonやBruno Marsの名前を知らなくても「聴いたことある!」という方も多いのでは。
それもそのはず。この曲はCM以外にも、様々なテレビ番組でも使用されたことのある楽曲なのです。
曲名の通り、ファンク調で思わず踊りだしたくなるようなノリノリのサウンド。
聴くと元気が出るんだよね、という人もきっと少なくないのではないかと思います。
いよいよTOP3を発表!
3位 ONE OK ROCK/Take What You Want
ONE OK ROCKのメンバーと、エヴァンゲリオンやシン・ゴジラの監督である庵野秀明さんがホンダの「CIVIC」のCMに出演しています。
なかなかメディアに顔を出すことがないONE OK ROCKがCMに出演したということで驚いた方も多いでしょう!
CMの楽曲にはアルバム「Ambitions」から「Take What You Want」が起用されました。
「自分をもっともっと連れ出すんだ。見晴らしのいい場所へ。」というセリフが、日本国内に止まらず海外ツアーを行っているONE OK ROCKと重なり、とてもカッコいいです!
また楽曲としても、非常にクールでダイナミック。
そして迫力のあるサウンドで構成されているこちらの曲。
風を切って広大な大地を駆け抜ける、スマートかつパワフルな車のイメージ。
皆さんが思い浮かべるそんな「CIVIC」の絵にも非常にマッチする、素晴らしい選曲ともなっているように思います。
ONE OK ROCKファンとしても、かなり納得度の高いCMソングへの抜擢だったのではないでしょうか。
2位 まらしぃ/千本桜
今までにない、斬新なCM
ピアニストのまらしぃさんが、初音ミクが原曲である「千本桜」をピアノで演奏しています。
初めてこのCMを見た時は斬新すぎてビックリしました。このCMを作るに当たって様々な声があったでしょう。
世界のトヨタが初音ミクの曲をCMで流すのか?とお偉いさん達の間でも一悶着あったと思います。
それにこのCMでは車が走っていません。「AQUAです」の一言だけで車の説明すら何もありません。
ただ、綺麗な景色と綺麗なピアノの音色だけが「AQUA」を彩っているのです!
言いたいことは沢山ありましたが、テレビの前の視聴者達の目を引きつけたことに間違い無いでしょう!
余計なメッセージや説明などは一切省いた、ただただシンプルな構成となっているこのCM。
ただでさえCMというのは、音や文字、動画などどうしても情報量が多くなりがちです。
その中で敢えて引き算をして視聴者の目を惹きつけ、結果強く印象に残るCMに仕上げる。
「AQUA」のCMを制作する過程において、この舵切りを行った企画者はきっと相当な勇気が必要だったことでしょう。
しかし、見事その目論見は大成功。
「千本桜」という人気楽曲の起用もあり、見事印象に残るCMとして多くの人々の目に留まったのではないでしょうか。
元々ニコニコ動画や初音ミクで、この「千本桜」を知っていた人。
あるいは美しいピアノの音色で、初めてこの曲が「千本桜」というものであることを知った人。
どちらの層に関しても、非常にインパクトを与えたCMではないかと思います。