「雨」や「裸足になった」とは、辛い出来事があった日々を指しているのでしょう。

努力を重ねている中で、何もかもが順調という人はそんなにいないと思います。

何かしらのトラブルや問題にぶつかるものです。

しかし、辛い出来事があったとしても上を向いて歩いたのなら全てよし(=Alright)。

反対に、辛い出来事があった時に下を向いてやる気をなくしてしまう人だってたくさんいます。

下を向いてしまうことは、今までの努力の積み重ねをストップする可能性があるのです。

だから、上を向くことが非常に大事なのだと歌っているのでしょう。

辛い出来事を避けることは難しいかもしれません。

だからこそ、辛い出来事が起きた時にどう切り抜けるかが大きなポイントなのです。

「雲の切れ間」を待つことが大事

雲の切れ間に 希望を重ね
さあ、ゆこう! Hey!

出典: YOUR SONG/作詞:TERU 作曲:TERU、TAKURO

「雲の切れ間」とは、先ほど登場した「雨」をもたらす雲の切れ間を指しているのだと思います。

辛い出来事(=雨)が降りかかる中、少しだけ見えた希望(=雲の切れ間)。

どんなに激しい雨だったとしても、永遠に降り続ける雨なんてのはありません。

いつかは必ず止むものなのです。

だから、辛い出来事の中で希望が差し込むチャンスを待つことが大事なのだといえるでしょう。

観客の声援が飛び交う会場

(※)昨日の自分を越えてゆけ
未来を切り開け
誰にも負けない強さで
やれるさ やれると信じて
君の名を叫ぶ
何度も声が枯れるまで
YOUR SONG

出典: YOUR SONG/作詞:TERU 作曲:TERU、TAKURO

昨日よりも今日の自分の方が強いはず!と信じて、本番の晴れ舞台で頑張ることが大事です。

そうすれば、自分の持っている最大限のパワーが引き出せるのではないでしょうか。

ここでいう「君の名」とは、まさにいま目の前で戦っている選手たちの名前を指しています。

観客全員が自分の応援したい選手の名前を叫んで、盛り上がっている会場。

少しでも応援が届くようにと声を枯らして、それぞれが名前を呼んでいるのです。

そんな熱気溢れる場面を見事に描いた歌詞であることが分かります。

2番~ラストの歌詞

心の傷もいつか癒える日が来る

幼い頃 擦りむいた時の傷の痛みなんて
覚えてなんてないよね

出典: YOUR SONG/作詞:TERU 作曲:TERU、TAKURO

ここの部分では、過去に受けた心の傷を描いています。

何かを頑張っている途中で、心が折れるような場面に出くわすこともあるでしょう。

しかし時間が経てば、心の傷は徐々に癒えていきます。

だから今はまだ心が傷んでいたとしても、いつかはその傷さえも乗り越えられるようになるのです。

心の傷がなかなか癒えなくて悩んでいる人にとって、とても心温まる歌詞ですね♪

失敗したとしても…

最悪の結果だって それが自分だって
笑い飛ばせれば OK!

出典: YOUR SONG/作詞:TERU 作曲:TERU、TAKURO

失敗したとしても「自分はまだまだこんなもんだ」と笑えるような気持ちを持つことが大事です。

失敗したことをあまり深刻に受け止めすぎると、自分のパフォーマンスはどんどん下がります。

だから、改善すべき点だけはしっかり抑えたら、後は前向きな気持ちでいて良いのです。

いつまでも落ち込む必要なんて一切ありません。

いつも前向きでいることが高いパフォーマンスを保つ秘訣でもあるのですから。

後悔や失敗だって大事

後悔繰り返し 心は強くなるから
さあ、ゆこう! Hey!

(※くりかえし)

出典: YOUR SONG/作詞:TERU 作曲:TERU、TAKURO

時には後悔することだって出てくるでしょう。

しかし、後悔や失敗だって自分の糧になっていきます。

後悔や失敗があるからこそ改善点も見えてきますし、もっと上を目指そうと思えるのです。

反対に、後悔や失敗が一切ないままだと成長もどこかで止まってしまうのではないでしょうか。

だから、辛い出来事があったとしても「良い人生経験になった」と受け止めることが大事です。