ツアーの夢が突然、ぷつっと音を立ててとぎれました。
まるでテレビの電源が落ちるかのように。
夢から覚め、現実の東京に戻って来たという認識があるようです。
しかし、ちょっと待って!?
「君の手の中」にいて、どうしてここが東京だと分かるのでしょう?
そもそも「君の手の中」ってどういう意味??
まさか、お釈迦様の手のひらの上で呆然とする孫悟空のような状態?
彼女に抱きしめられているなら「腕の中」でよいはずですよね。
最後に繰り返される「時間旅行のツアーはいかが……」が、ますます謎を深め、曲は終わります。
「タイム・トラベル」収録のお勧めアルバム
『原田真二 タイム・トラベル 40thシングルコレクション』
2017年にデビュー40周年を迎え、記念アルバムをリリースしている原田真二。
『原田真二 タイム・トラベル 40thシングルコレクション』がそれです。
3枚組全40曲収録というボリューム!
ジャケットの原田真二がめっちゃ渋くてカッコよいと思いませんか?
『Feel Happy 2007 ~Debut 30th Anniversary~』
いきなり3枚組CDは敷居が高いという方にはこちら!
30周年記念の『Feel Happy 2007 ~Debut 30th Anniversary~』がお勧めです。
ファーストアルバム『Feel Happy』がベースとなっている全15曲のCDです。
デビュー曲「てぃーんず ぶるーす」と「タイム・トラベル」の2007年バージョンを同時収録した記念盤。
Amazonで試聴ができますので、是非聴き比べをしてみてください!
アルバムジャケットは当時のまま。可愛いですね~。
「ロックアーティスト・原田真二」の苦悩
「時代がやっと原田真二に追いついた!」という意見がネットにはたくさんあります。
ポップス・ロックのミュージシャンたちを「アーティスト」と呼ぶのは、今ではもう当たり前のこと。
しかし原田真二がデビューした当時の日本では、ほぼ皆無でした。
自らを「アーティスト」と呼び、それが生意気だと批判を受けたりすることもあったのです。
また、アイドルに近いようなファンの認識と、自身のロック指向が相容れないという苦悩も。
そんな時期を乗り越え、今も彼は精力的に活動を行っています。
さいごに♪
「天才」原田真二の名曲「タイム・トラベル」について詳しくご紹介しました。
ファン層は40代後半~60代という、当時を知る人たちが主です。
しかし最近、かなり若い人たちが彼のライブに訪れているという話を聞くようになりました。
先日、音楽好きの10代女性と話している時、彼女から話題を振られて本当にびっくり!
「最近知った、原田真二っていうアーティストが凄く気になっているんです。知ってますか?」
ここぞとばかりにアツく語ってしまいました(汗)
同じようにとまでは言いませんが、少しでも原田真二に興味を持たれたあなたに、こんな記事をご紹介します。
スピッツ/タイムトラベルは原田真二の楽曲!カバーすることになった経緯とは…!?歌詞の意味も解釈! - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
スピッツがカバーして話題となった「タイム・トラベル」は、原田真二さんの楽曲です。カバーをすることになった経緯や、歌詞の意味を探っていきます。
【夏休み/吉田拓郎】噂の歌詞の意味を徹底解釈!2005年のアルバム「一瞬の夏」収録のアレンジも秀逸! - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
昭和の夏の原風景とも言える吉田拓郎の「夏休み」。詞も曲も胸にしみる「夏うた」として長く愛されています。本稿では「夏休み」の魅力に迫ってみます!
原田真二がデビューするにあたって、吉田拓郎の存在は大変重要でした。
デビューの経緯のみならず、当時のミュージックシーンを知るにはもってこいの記事です。
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