SOUL'd OUT【VOODOO KINGDOM】歌詞を和訳して意味を解釈！邪悪な瞳に映るものとは

英語部分の和訳を交えると以下の通りです。

吸血鬼であるDIOにとって、やはり乙女の血こそ美味なもの。

邪悪ながら美しく魅力的と称されるDIOには女性との関係も多く、5部以降で子供たちも登場しています。

スタンド能力を知るものも下僕とし、時は19世紀から20世紀の物語へと移ります。

DIOの支配下にあり操られている者たちには悲しみもないのです。

ここでは対峙するべき存在ジョナサン、そしてその血統であるジョースターの一族のことを思い起こします。

共に育ち、ついに自分を打倒した存在ジョナサン・ジョースター。

長い時を経てもその記憶は薄れることはありません。

時の狭間とは吸血鬼となったDIOにとって時間が経過しないことを。

そして、時間を操る能力であるスタンドを手にしていることを示しています。

第3部開始前のDIOの独白とすれば、お前とはジョースターの血統のものたちを指すのでしょう。

過去の物語を話し、そして帝王は新たな戦いを待つのです。

この部分も和訳していきます。

 lieは「嘘」と「横たわる」の意味をかけています。

邪悪な瞳に操られ偽りの夢を見せて、手下を操る帝王。

人間を超越した存在にとって、正当化など必要ではありません。

一線を超えるにはDIOの領域に入り込むことと人間の領域を超えることの意味が籠められています。

そこにはもはや太陽の光はありません。

夜であることと希望がないこと。

そして第1部でジョナサンの操る能力「波紋」が太陽の光を意図したものだという意味がかけられています。

もはや希望も、DIOを打倒する存在もいない。

圧倒的な悪の帝王の自信が見えるのです。

和訳を交えると以下のようになります。

ペンで描かれるもの、それは荒木飛呂彦氏の美しい漫画原稿をイメージさせます。

白と黒で描かれる世界。

それは同時にジョースター家という光と、DIOという闇を描き出しているとも言えます。

原作者へのリスペクトが感じられる一節です。

そして、首筋の星型の痣。

これは作中、ジョースター家の人々の特徴として描かれるものです。

そして同時に、ジョナサンの肉体を乗っ取ったDIOにも星型の痣があります。

まさにジョジョの奇妙な冒険に登場する人物たちの、奇妙な運命を象徴するもの。

それが星型の痣なのです。