Be The One（PANDORA feat. Beverly）の歌詞を徹底解説！君の心を強くする

2017年から2018年にかけて放送された「仮面ライダービルド」。

その主題歌となったのが「Be The One」です。

楽曲の作詞作曲を「PANDORA」というユニットが行っています。

90年代に一大ブームを巻き起こした小室哲哉さん。

同じく90年代に活躍したaccessの浅倉大介さん。

その後様々なアーティストのプロデュースも行ってきました。

そんなお二人が組んだユニットの制作という、何とも豪華な楽曲が出来上がったのです。

お二人の制作した楽曲を歌うのは、次世代の歌姫と名高いBeverlyさんです。

ハイトーンの美しく爽やかな歌声は、聴く者を魅了します。

OPで流れるその歌声はもはや「ビルド」という作品の一部になっているのです。

また、「ビルド」以外にもCMやドラマなど様々なタイアップ曲があります。

それはBeverlyさんの歌声が持つ魅力が様々な人に受け入れられている証であるといえるでしょう。

暗い夜道を一人で歩く。誰しも不安な思いに駆られたことがあるのではないでしょうか。

実際の夜道ならば、目的地に着いてしまえば終わりです。

ですが、もしその道のりが先の見えない果てしないものだとしたら。

例えば自分の人生だとしたらどうでしょう。

人生の先など誰にも分かりません。

それでも、笑顔で待ってくれている誰かがいる。

自分を必要としてくれている誰かが、まだ見ぬ未来で待っていてくれる。

それだけで人は、暗い夜道でも一歩一歩進んでいけるのです。

ここでは「ビルド」の世界がストレートに表現されているといえるでしょう。

苦しむ人を助けたい、そんな主人公の思いです。

引用3行目の歌詞になりますが、地球を放っておけないという表現がとても壮大に感じられます。

これは「ビルド」の物語が宇宙規模での戦いであったことに通じる歌詞です。

また、「ビルド」の主人公は「ラブ＆ピース」のために戦う、と劇中で言っています。

それも歌詞の中で、いわゆる伏線の回収のように表現がなされています。

冒頭の歌詞にもあるように、待ってくれている誰かがいるから進んでいける。

誰かを助けることで生まれる、様々な形の愛という思いが人を強くする。

それは「ビルド」だけでなく、現実に生きる全ての人に通じるものではないでしょうか。