ふてニャンは女の子に向かって、何かを伝えようとします。

しかし、猫なので猫特有の鳴き声でしか自分の意志を伝えられません。

女の子の背中に向かってお礼を言っても、当然その内容は女の子には届いていませんでした。

お礼が伝えられないことを悔しく思ったふてニャン。

そして、ふてニャンの目からがこぼれ落ちます。

ふてニャンの前に2人の魔法使いが登場!

「秘密だよ」 月は言葉を与えて
太陽は 人の姿を与えた
キラキラと 世界を輝かせよう
イッツ・ショウタイム!! 君なりの恩返しを

出典: 小さなライオン/作詞:HoneyWorks 作曲:HoneyWorks

すると零れた涙がキラキラと弾けて、2人の魔法使いがふてニャンの前に現れます。

1人は月の魔法使い

月の魔法使いはふてニャンが人間の言葉を喋れるように魔法をかけます。

そしてもう1人は太陽の魔法使い

太陽の魔法使いはふてニャンを猫の姿から人の姿へと変えてくれました。

この2人の魔法によって、ふてニャンは完全な人間へと変身できたのです。

しかも、外見はイケメン!

怪我を手当てしてくれた女の子とちょうど同い年位の男の子へと変わることができました。

姿が全く変わってしまった自分に驚くふてニャン。

そんなふてニャンに魔法使いたちは「君なりの恩返しを」と伝えます。

恩返しができないことを嘆くふてニャンを見て、この魔法使いたちは可哀想に思ったのでしょう。

だから、ふてニャンを人間にしてあげたのです。

どのように恩返しをしようか考えるふてニャン

(フレーフレー ニャーニャー) 紳士に
(レッツゴー レッツゴー) 手を取り
(フレーフレー ニャーニャー) その手に
(エスコート エスコート) キスを

出典: 小さなライオン/作詞:HoneyWorks 作曲:HoneyWorks

すると、ふてニャンはさっそく恩返しをするためにその場から走り去ります。

そして、ふてニャンはどのように女の子へ恩返しをしようか妄想し始めるのです。

女の子の手を取って、手に優しくキスをする。

そんなロマンチックなシチュエーションに持ち込んでお礼が言えたらなぁ~と考えるのでした。

2番~ラストの部分

恩返しに失敗するふてニャン

人の姿を 手に入れたのに
へまばかり ほらまたやらかしちゃってる

出典: 小さなライオン/作詞:HoneyWorks 作曲:HoneyWorks

ふてニャンは女の子と同じ学校の制服を着て、学校に忍び込むことにしました。

ふてニャンが購買でパンを買っているシーンや、廊下を歩くシーンなどは登場しています。

しかし、授業を受けているシーンは一切出てこないことから入学はしていないのだと推測できます。

勝手に同じ学校の制服を着て、ふてニャンは生徒のふりをしていたのでしょう。

そして、どうにかして女の子との距離を縮めようとします。

例えば、雨が降ったある日。

今がチャンスとばかりにふてニャンは学校の入り口で立っている女の子に近づきます。

そして、自分のジャケットを広げて女の子が濡れないようにカバーしてあげようと思ったのです。

しかし、女の子は折り畳み傘をきちんと持っていたので恩返しは失敗。

こんな感じで、ふてニャンの恩返しはなかなかうまくいきません。

ふてニャンのことを不思議そうに見る女の子

それでも猫(やつ)はめげずに笑う
叶わぬ恋を 諦めずにいました

出典: 小さなライオン/作詞:HoneyWorks 作曲:HoneyWorks

 ジャケットを広げようとするふてニャンのことを不思議そうに見つめる女の子。

まさかふてニャンがジャケットでカバーしようとしたなんて思いもしなかったのでしょう。

そんな女の子に対して、ふてニャンは照れ笑いをすることしかできませんでした。

ふてニャンの影が猫の形に…?

本当の事は 伝えられニャい
バレてしまうと 魔法が解ける

出典: 小さなライオン/作詞:HoneyWorks 作曲:HoneyWorks

ふてニャンのことを見張るようにして様子を伺っている魔法使いの2人が登場します。

それに対し、シリアスな表情を見せるふてニャン。

そしてそのふてニャンの影は人の形ではなく猫の形をしています。

この時点ですでに少しずつ魔法が解けてきているのかもしれませんね。

魔法の期限が迫っていることを知るふてニャン