【阿部真央/なめとんか】歌詞解説！ダメ男への想いが詰まった捨て台詞＆ハリケーンウォッシュに共感必至！

突き放そうとする主人公に、相手はご機嫌取りを始めたようです。

そんな表面的なことで簡単に信頼関係を築くことはできません。

ここでも相手は事の重大さを理解していないように見えますね。

ここでいう「嘘」は「上っ面」のような意味合いでしょう。

「心のこもってない言葉ばかり並べて…何が問題か分かってないでしょ？」

そんな呆れた気持ちが込められたフレーズなのだと思います。

力強いサビに入りました。

まず印象的なのは「ハリケーンウォッシュ」という言葉。

どんな意味なのでしょう？

「ハリケーン」はパワフルな熱帯低気圧の名称。

そして「ウォッシュ」は洗い流すという意味の単語。

「目の前の解決できない問題を、無理矢理洗い流してなかったことにしようとしている。」

という意味合いだと思います。

この「洗い流す」という言葉はいわゆる「水に流す」という表現を意識しているのでしょう。

「ハリケーンウォッシュ」という言葉には様々な解釈がありますが、おそらく「泣くこと」だと筆者は解釈しました。

「泣けば許されると思ってるの？」とでも言わんばかりの雰囲気を感じませんか？

そして後半では相手が主人公に「どんな行為」をしたのか明らかになります。

相手は主人公を振ったみたいです。

振って、復縁を求めて、それが叶わないと知って泣き出した…。

これはどう見てもダメ男でしょう。

主人公の気持ちを考えない、自分本位の行動ばかりです。

そして、そんな状況で言い放つ「なめとんか？」の一言がグサッとトドメを刺します。

とてもスカッとする台詞ですね（笑）

相手の行動一つ一つがイライラさせる…これは相当頭にきていますね。

でももう我慢するつもりはない。

もうそんな「あなた」と関わり続けるつもりはない。

主人公は相手との関係を完全に断ち切ろうとしているのです。

そして後半の歌詞にも注目。

自分の行動に対して、相手や周囲が口出ししているのでしょうか？

でも、どれだけ辛い思いをしたのかは、自分自身にしか分からないことですね。

周りの意見に振り回されないように頑張っている様子です。

そして、次のステップに踏み出すために、この困難を突破しようとしているのもうかがえますね。

悪循環を断ち切ることで、自らを大切にしようとしているのだと思います。

「泣く姿」は、主人公の心をわずかに惑わせているようです。

泣かれてしまうと何だか苛めているような気分になってしまいますね。

でも辛い思いをしてでも頑張ってきたのは主人公。

主人公が酷い行いをしているような状況になっているけど、それはお門違い。

被害者のように振る舞う相手に再度、「なめとんか？」の攻撃を炸裂させます。

容赦ないですね（笑）

そして、繰り返しのサビでは「あなたが加害者でしょ」という意味合いを歌います。

傷つけるだけ傷つけて、今度は自分が傷ついたことにする。

そんな都合のいい様子にも「なめとんか？」を吐き捨てて、この楽曲は終了しました。

非常に力強くてスカッとするラストでしたね！

ダメ男に向けた楽曲「なめとんか」はいかがでしたか？

とてもユニークでしたね。

この楽曲、なんと阿部真央さんが高校生のときに作曲したそうなのです。

高校生が生み出したとは思えない表現ですね（笑）

酸いも甘いも噛み分けた「大人の女性」が放つ言葉な気がします。

感情豊かなだけでなく、深い人間性を持った女性なのですね。

最後に「スカッとする恋愛ソング」を集め、ご紹介したいと思います。

恋愛でモヤモヤした気持ちを抱えている方！

特に必見ですよ♪

まず1曲目は阿部真央さんの「じゃあ、何故？」という楽曲。

苦しい恋愛の曲なのですが「なめとんか」同様、最後に吐き捨ててくれるためスカッとします。