【My Friend(SPYAIR)】歌詞を解釈！大切な友達と歌おう！強い絆で結ばれた友情ソングを

お互いが素直な気持ちをぶつけ合えるのは、相手を信頼しているからです。

この人は自分に嘘をつかない、と分かっています。

例えば大人が何かで落ち込んだとき、誰かが「元気出しなよ」と声をかけてくれるだけで気分が晴れることはありますか？

単なる同情だ。何も分かっていないくせに。愛想笑いはやめてくれ。

こんなふうに思ってしまうかもしれません。

しかし信頼している友だちが声をかけてくれたらどうでしょうか。

嘘をつかない相手だと分かっているから、その言葉や笑顔を額面通り受け取れるのです。

心をさらけ出すあまり衝突が大きくなり、解決に時間がかかるケースもあったのでしょう。

あまり親しくもない友だちなら、そのまま関係を断ち切ることが可能です。

しかし親友は別です。失いたくありません。

元の関係に戻るために再びぶつかることもあるかもしれませんね。

それでも自分を曲げることはせず、自分の悪い部分を削って相手の良い部分を受け入れる。

そんなことを何度も積み重ねて、今の彼らがあるのでしょう。

「思うがまま行動する」という子供の頃に当たり前だったことが、大人になるとできなくなってしまいます。

だからといって、無理をしてでも自分を貫き通せ！という歌詞ではありません。

素直になって衝突すれば、分かり合えるし成長できる。

こうした経験をしてきた人々はすでに「強さを持っている」ということではないでしょうか。

素直さの表現の仕方やぶつけ方を身をもって教えてくれたのは友だちです。

友だちの存在があったからこそ、今の自分がある。

ここで歌われている「モノ」とは、友だちへの感謝の気持ちなのではないでしょうか。

そして「ここ」とは、胸の中。

何があっても置き忘れたり手放してしまうことがない胸の中に、いつでも感謝を持ち続けよう。

そんな意味を感じます。

親友に「友だちでいてくれてありがとう」と伝えたことはありますか？

素直にぶつかれる関係であっても、大人になってから「ありがとう」は伝えにくいものではないでしょうか。

親友とは不思議なもので、何度も衝突を繰り返すことで相手の気持ちが読み取れるようになってきます。

それは、素直な気持ちで接してきたからこそ得られた「能力」だといえます。

胸の中に感謝の気持ちを絶やさず持ち歩いていれば、きっと友だちは読み取ってくれるはずです。

ですから大丈夫、口に出さなくても伝わるのです。

伝わっているか不安なときは、友だちに『My Friend』を勧めるといいですね！

SPYAIRのメッセージ性が強く光るのが「応援ソング」です！

そのうちのひとつが『PRIDE OF LIONS』。

スポーツに勤しむ大学生に向けられたSPYAIRのメッセージは必見です！

自分は何をしているのだろうか。

見失いそうになったときに聴いてほしいのが『I Wanna Be…』です。