「move on!イバラミチ/GRANRODEO」アニメ○○主題歌！歌詞＆MV、特典情報も解説♪

「最遊記」シリーズは、峰倉かずや先生が手掛ける大人気漫画です。昨年2017年、めでたくシリーズ刊行20周年を迎えました！

このシリーズの最終章と位置付けられているのが「最遊記RELOAD BLAST」なのです。

名前を見ても分かるように、これらは中国で生まれた伝奇小説「西遊記」をモチーフにしています。

同じように「西遊記」をモチーフにした作品は数えきれないほど世に出ていますが、本作は峰倉先生曰く「最も遊ぶ西遊記」であるとのこと。

主要人物たちを始め整った容姿のキャラクターが多いため、「ビジュアル系西遊記」なんて呼ばれることもあるようです。

さて、上記したように「最遊記」は刊行から20周年を迎えたわけですが、その記念プロジェクトとして「最遊記RELOAD BLAST」がアニメ化されました！

最期に地上波で放送された「最遊記RELOAD GUNLOCK」から十数年、ファン待望の新シリーズです！

今回は、そんな「最遊記RELOAD BLAST」の主題歌、GRANRODEOが歌う「move on!イバラミチ」についてご紹介します。

主題歌を担当したGRANRODEOは、声優の谷山紀章さんとギタリストの飯塚昌明さんによるユニットです。

「黒子のバスケ」や「咎狗の血」など数々のアニメ作品とタイアップしています。

その他、単独での武道館ライブやワンマンライブツアーを開催するなど、幅広い活躍を見せています。

 「move on!イバラミチ」では、作詞を紀章さんが、作曲を飯塚さんが担当しました。

普段は歌詞を先に作るのが基本ですが、今作は逆で作曲が先です。

飯塚さんの中での「西遊記」は、70年代後半に放送された堺正章さん主演のテレビドラマの主題歌「MONKEY MAGIC」を意識しながら作曲を進めたとか。

作詞の際は制作サイドからのしっかりとしたイメージや、「道」という言葉を使ってほしいなど細やかな指示が出されていました。

そのため、作品を尊重しつつ慎重に言葉を選んでいったそうです。

オリエンタルな雰囲気の伴奏に、サビに入った瞬間の独特な転調。

そして「最遊記らしさ」を詰め込んだ歌詞。どれを採っても申し分ない、ファンも納得の一曲に仕上がっています！

「move on!イバラミチ」のCDの初回限定盤には、特典として公式PVのフルバージョンであるMusic Clipが収録されたDVDが付いてきます。

映像の中には、ゴリラのマスクを被り、美女を侍らせる男性が登場。その名も「モテゴリラ」。ネーミングセンスどうした（笑）

CDジャケットではGRANRODEOの御2人がマスクを被っているのですが、映像の中のモテゴリラは、他よりもがっしりとした体付きをしています。

アーティストらしからぬ風貌の彼は一体…!?

実はこちらのモテゴリラ、正体は「スイーツ真壁」ことプロレスラーの真壁刀義さんなのです！

どういった経緯があったのか全く分かりませんが、「move on!イバラミチ」のMusic Clipには真壁さんがスペシャルゲストとして参戦しています。

真壁さんは当日、モテゴリラのためだけにGRANRODEOの二人よりも早い時間に現場入りし、撮影に臨んだとのこと。

他では絶対に観られない映像を、ぜひご覧になってみてください！

ワン・ツー・スリー・フォーではなく、イー・アール・サン・スーのカウントで始まる疾走感溢れるロックナンバー！

OP主題歌に相応しく、「これから物語が始まるんだ！」と視聴者の気分を盛り上げてくれます。

元になっている「西遊記」に因んだ中華テイストな舞台と音楽が印象的で、ファンタジー世界へと誘われるようです。

撮影場所は日本国内なんですけどね。

厳かな佇まいの宮殿、煌びやかなライトアップ、美しい女性、それらの中心に君臨するモテゴリラ。

まさに王者の風格が漂っています。どんな気分で撮影したのでしょうか…謎多き生物です。

それでは続いて、歌詞も見てみましょう！

自分が進む道のりは、他の誰とも違う自分だけのもの。迷っても拠り所など用意されていません。自分で選ぶしかないのです。

「はい」か「いいえ」かも答えられないような曖昧なものになんて、誰も興味を示してくれないでしょう。