歌詞の意味を徹底解釈
男目線なのか女目線なのか悩んでしまう方も多い、気になる歌詞の意味を徹底解説したいと思います。
男目線?
長い間 待たせてごめん
また急に仕事が入った
いつも一緒にいられなくて
淋しい思いをさせたね
出典: https://twitter.com/RecordAwardBot/status/924886533047382017
逢えないとき 受話器からきこえる
君の声がかすれてる
久しぶりに逢った時の
君の笑顔が胸をさらっていく
出典: 長い間/作詞:玉城千春 作曲:玉城千春
「長い間」の歌詞を見ると、男性目線なのか女性目線なのかよくわからないと感じる方もいらっしゃると思います。
この部分の歌詞を見ると、仕事で忙しくて2人の時間を取れないことを申し訳なく思っている男性目線のように感じますよね。
会えない時に電話で聞こえてくる恋人の声は、とても寂しそうに聞こえるのです。しかし、「今すぐ会いたい」というような弱音は口にしないのでしょう。
しかし、やっと会えた時の恋人の笑顔を見れば、そのような気持ちを抱えていることがよくわかるのです。
女目線?
あなたのその言葉だけを信じて
今日まで待っていた私
笑顔だけは 忘れないように
あなたの側にいたいから
出典: 長い間/作詞:玉城千春 作曲:玉城千春
この部分の歌詞は、男性にいつも待たされている女性目線のように感じます。
「なかなか時間は取れないけれど、必ず会いに行くから待っていてほしい」というような言葉があったのでしょうか。
会えなくてとても寂しいけれど、つらいのは男性も同じですよね。そう思うからこそ、そばにいる時にはいつも笑顔を忘れずにいようとしているのです。
2人は同じ想い
気づいたのあなたがこんなに
胸の中にいること
愛してる
まさかねそんな事言えない
出典: 長い間/作詞:玉城千春 作曲:玉城千春
笑ってるあなたの側では
素直になれるの
愛してる
でもまさかねそんな事言えない
出典: 長い間/作詞:玉城千春 作曲:玉城千春
このサビの歌詞を見ると、今度は男性目線と女性目線のどちらの歌詞がわからなくなります。
実はこの曲には、仕事が忙しくて彼女に結婚を待たせていた男性と、30歳までには結婚したいけれど何も言わずにずっと待っていた女性というモチーフがあるそうです。
そして、この曲ではそのどちらの気持ちも考えて、歌詞が考えられています。
そのため、このサビの部分は2人が「愛している」という同じ気持ちであることをあらわしているのだと思います。
また、男性目線の歌詞で「君の笑顔が胸をさらっていく」という部分と、「あなたがこんなに胸の中にいること」はリンクしていますよね。
同じように、「笑顔だけは忘れないように」と「笑ってるあなたの側では」もリンクしています。
このことからも、「長い間」女性は待ち、男性は待たせてしまっているけれど、お互いの想いは1つであるということがよくわかります。
「長い間」は、とても一途な恋愛が描かれている曲なのです。
まとめ
以上のように、Kiroroの「長い間」は男性と女性の一途な恋愛が描かれている名曲です。
他の方のカバーももちろん良いのですが、玉城千春の素朴で温かみのある歌声はこの曲の魅力を最大限に引き立てていると思います。
この記事を読んで、Kiroroが気になった方は現在の彼女たちの活動もぜひチェックしてみてください。
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