太陽が昇る 地平線の向こう
希望のかけらが きらりと光ったよ
出典: Run With U/作詞:Satomi 作曲:LASSE HANSEN
この部分は、早朝、夜明けに日が昇っていくシーンを描いていますね。
「昇らぬ朝日はない」という言葉は、どんなに辛くても頑張ろうと励ますときに使います。
2番の歌詞では、雨あがりを思わせる描写の中で「希望」が出てきます。
丘に登ったら 雨なんてついてない
-ついてない-
希望のかけらが ほらまた光ったよ
出典: Run With U/作詞:Satomi 作曲:LASSE HANSEN
「やまない雨はない」、これも辛くてもくじけずにやっていこうと激励する表現ですよね。
たとえ嫌なことがあったとしても、嫌なことが去ったら一緒に希望に向けて走りだせる。
Run With Uは1番・2番を通して、そんな応援ソングとなっているわけです。
落ち込んだとしてもそこから上昇して頑張って走り出していこう。
アニメを見ている子供たちや、曲を聞いているファンの人を励ます曲なんですね。
どうしてyouじゃなくてU?歌詞とタイトルに隠されたメッセージとは
この曲のタイトルは「Run With U」ですが、歌詞では「run with you」と表記されています。
Uはyouの略語として音楽の世界ではよく使われているものです。
Uと表記した方が分かりやすい
タイトルは略字のUと表した方が分かりやすい。
もちろん、このような商業的な狙いもあるでしょう。
子供向けアニメの主題歌だから、分かりやすさはこうした部分でも徹底されているはず。
しかし、他にもメッセージが含まれていると解釈することもできます。
U字を描くように…
UはUターンのU。
「たとえ勢いが落ちたとしてもU字を描くように戻っていく」
そんな意味合いが込められているとすると、フェアリーズの「負けずに頑張る」という姿勢や意気込みが見えてくるようです。
この曲を毎週朝にアニメで聴く子供たちにもそういう上昇志向を持ってもらいたかったのかもしれません。
「希望」を伝える激励ソング的な歌詞と、このタイトル。
見事にマッチしていますね。
今でもライブで「沸き曲」としてお馴染みの曲に
Run With Uは、フェアリーズのこれまでの路線から大きく外れるダンスセンスや曲調となっていました。
一部ファンからは「迷走」や「黒歴史」などと揶揄されています。
しかし、フレッシュさや元気の良さを前面に押し出した分かりやすく前向きな曲ですから、Run With Uが一番好きだというファンも少なくはありません。
ダンスが可愛らしくて分かりやすく、手拍子も入るので、フリコピもしやすくノリやすいですよね。
アニメ・ジュエルペットハッピネスを小学生の頃に観て、そこからフェアリーズを知りダンスを真似して、ダンスや音楽の世界に興味を持ったという方もいらっしゃるでしょう。
様々な評価はありますが、Run With Uは今でもフェアリーズのライブで盛り上がる「沸き曲」としてお馴染みの曲となっています。
グループ全体の雰囲気や世界観は大切ですが、同じような曲調ばかりでは飽きてきます。
Run With Uのような異色の曲もメリハリを出す上では必要不可欠と言えるでしょう。
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