やっぱり今日こそうまくいく

夏を全身で感じて

東京事変【御祭騒ぎ】歌詞の意味を解説!今日が二度と来ないと知った感情は?今を生きる喜びを深読みする!の画像

こよなく愉しいよ
今日は何だか違うの
少しも恐くない 
実際の祭に魅了され

出典: 御祭騒ぎ/作詞:椎名林檎 作曲:椎名林檎

夏の夜に外に出てみると、やっぱり心が踊り出してしまいます。

子どもの頃のように、今この瞬間を素直に楽しいと感じている様子がわかります。

”おまつり”は、日本の夏の風物詩。

そんな”おまつり”へ向かい辺りを見渡すと、真っ暗な夜空と対称的にピカピカと輝く明かりであふれています。

現状を打開するために自分から行動を起こすことは、少なからず不安や恐怖があるでしょう。

でも、”おまつり”から溢れ出すパワーのおかげで、不安や恐怖を抱かなくなっているようです。

どんな様子?

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綿菓子
水笛
見知らぬ他人の汗
桃色雛や見世物小屋の嘘

出典: 御祭騒ぎ/作詞:椎名林檎 作曲:椎名林檎

お店で売られている商品や飾られているものなど、たくさんのものを目にしています。

どれも普段はなかなか目にすることがないもので、どこか新鮮な気持ちを抱いているようです。

”おまつり”といえば、たくさんの人が集まる場所。

いつもはスムーズに歩ける場所でもなかなか前に進めません。

きっと人とぶつかったり少し触れてしまったりしたのでしょう。

周りにはたくさんの人がいる様子がわかります。

行動すれば新しい発見ばかり

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全てが初めて
今日がもう来ないことを知ったのも初めて
林檎飴が紅い

出典: 御祭騒ぎ/作詞:椎名林檎 作曲:椎名林檎

”おまつり”は、1年中ずっと開催されるわけではありません。

期間限定、季節限定のイベントです。

今日、思い切って前に歩み出したからこそ、永遠というものが存在しないということを知ったのかもしれません。

”おまつり”で目にした光景から感じたことは、これまで抱かなかった感情なのでしょう。

もしも今夜、行動を起こさなかったら、もしかしたらこの先も知らないことは知らないまま…。

今日という日、今という瞬間の大切さも気づけないはずです。

さて、一気にラストを見ていきましょう。

生きていることに価値がある

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そして私は生きている!
今日現在を歩いているんだ
何も無い私だって融け合っているのさ
嗚呼

出典: 御祭騒ぎ/作詞:椎名林檎 作曲:椎名林檎

夏の夜に出かけた”おまつり”の中で、自分の五感で感じたこと。

光り輝く明かり、人々の楽しそうな声、暑さ、食べ物の味、空間のにおい…。

これだけたくさんのことを感じることができることは素晴らしいのです。

しかし、今この瞬間を生きていなければ決して感じることができません。

今思ったことや感じたことは、今を生きているからできることです。

”おまつり”の中で新たな発見をしたことで、自分が生きていることが尊いと思えるようになったのですね。

私たち人間は時に「自分なんて」と自分自身を卑下することもあるでしょう。

でも、同じ人間はいないのです。

たった1人の人間だと気づくことができれば、生きている素晴らしさを感じることができるのでしょう。

最後に

限定性があるからこそ気づくこと

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