ゆずの誕生秘話
ゆずは、リーダーの北川悠仁とサブリーダーの岩沢厚治の二人からなる、フォークデュオです。
主は二人ともギターを使い、それぞれハーモニカやタンバリンなどを使うこともあります。
そして、何よりこの二人の声の良さと、その声によるハモりは、たくさんの人を魅了し、感動させてきました。
彼らは、同じ小学校でしたが、クラスが違ったため、お互いに知らずに育ちました。
中学校で、同じクラスになり仲良くなります。
その頃にはすでに、一緒にキャンディーズの「春一番」を歌うようなこともあったそうです。
しかし、高校は別々になりましたが、卒業後にゆずの2人と中学時代の友達2人の4人でバンドを組みます。
北川さんは、XJAPANのYOSHIKIに憧れていたのと、17歳離れた兄がドラムを持っていたということもあり、ドラムをやっていました。
岩沢さんは、ボーカルだったそうです。
しかし、他のメンバーと合わず、岩沢さんは1人で路上ライブをやるようになりました。
それを見た北川さんが、一緒にやりたいと持ち掛け、「ゆず」が結成されました。
しかし、最初のグループ名は、「ゆず」ではなく「Light's」だったそうです。
2人がたまたま、同じ銘柄のタバコを吸っていて、それがマイルドセブンライトでした。
そこから、「 Light's」と付けたのですが、北川さんが、その名前を気に入らなかったそうです。
当時、ゆずの2人は、同じ所でアルバイトを、していました。
そこでの食事会で、北川さんが柚子シャーベットを食べていたから「ゆず」というグループ名になったそうです。
けれど、岩沢さんは、バニラアイスを食べていたので、もしかしたら、「バニラ」という名前になっていた可能性もあったのだそうです。
グループ名の決め方も、ゆずらしくて、微笑ましいですね。
そして、ゆずファンのことを「ゆずっ子」といいます。
「恋の歌謡日」ってどんな曲?
まずはPV!
「恋の歌謡日」という曲の面白さの秘密は、ストーリーのあるPVにあります。
主人公の北見川潤子は、「ザ・トランポリンズ」というグループで、新宿のキャバレーで歌手をしていました。
この二人は一緒に住み、一緒に銭湯に行くなど、仲が良く、両想いだったのですが、ムーチョが素直になれず。
そのまま、潤子は大物プロデューサーの目に止まり、デビューし有名になっていきます。
2人の距離は広がるばかりで、ムーチョは落ち込みます。 そんなとき事件が起こり、潤子はマスコミに追われます。
その時、そばにいて支えてくれたトップダンサーの男性、風見信之助さんと結婚することになります。
その結婚式最中に、ムーチョが現れ、潤子をさらっていきます。
走って公園まで逃げるのですが、潤子は血を吐き、病に倒れてしまいます。
そこでPVは終わってしまいます。
そして、何よりも驚きなのは、この北見川潤子役を演じてるのは、北川悠仁さんなのです。
潤子は、とてもきれいな女性で、女装には思えません。 ムーチョ小岩沢は、岩沢厚治さんがやっています。
2014年に復活!?
2014年に「新世界」とうアルバムを出し、その中の特典CD内に収録された「夜霧の伊勢佐木町」という曲がありました。
「YUZU ARENA TOUR 2014 新世界」の全国ツアー中「昭和歌謡コーナー」で北見川潤子とムーチョ小岩沢が復活し、「夜霧の伊勢佐木町」を披露しました。
それがファンの中で反響を呼び、配信限定ジングルをリリースすることが決定しました。
リリースするにあたり、ヒャダインさんのアレンジが加わり、「夜霧の伊勢佐木町~愛の真世界編~」となり、またフルのPVも配信されました。
実話がもとになった歌詞とは!?
北見川潤子に成りきり
来るはずもない電話鳴らないの分かってて
何度も受話器を取ってみたりしてるの
私のココロはシャボン玉 あなたの風に流されるわ
出典: 恋の歌謡日/作詞:北川悠仁 作曲:北川悠仁