UVERworld【シリウス】歌詞の意味を徹底解釈！どんな幸せを願う？人生で大切にすべきものとは

TYCOONは2017年8月2日に発売されたUVERworldの9枚目のアルバム。

タイトルのTYCOONには大君、巨頭、長者という意味があります。

アルバムの収録時間を最大限使って作品を作る。

彼ら以外でこんなことするバンドはあまりいないでしょう。

ほかのバンドがやらないこと、言わないことをやるのが彼らの魅力の一つでもあります。

また、TYCOONはオリコンデイリーランキングの二日目以降から一位を獲得した人気作です。

収録されているどの曲もメッセージ性の強いものになっています。

その中でも、シリウスは爽やかで疾走感が特徴の曲です。

タイトルのシリウスは、12月の夜空に一番輝く星からつけられました。

太陽を除けば地球から見える最も明るい恒星がシリウスです。

この曲にはUVERworldの価値観や物事に関する考え方が歌詞に含まれています。

それらは彼らの失敗や悔しい経験から得られたものでした。

なので、そのことを忘れないように一番輝く星の名前をタイトルにしています。

シリウスの歌詞はふつうは言えないようなことがとても多く盛り込まれています。

そして、それらは彼らの言葉で伝えられているからこそ多くの人から支持を得ている理由の一つです。

TAKUYA∞の綺麗なハイトーンから曲が始まります。

このハイトーンに注目がいきがちですが、しっかりと歌詞に集中していきましょう。

いきなり思い出すだけで泣いてしまうという、強い感情のこもった言葉があります。

そんな悔しい経験をしたことある人ってどのくらいいるのでしょうか。

この歌詞から、彼らはそういう経験をしてきたことが窺えます。

そして、そういう経験から分かったことがあるんだということを、この後の歌詞に表れているので注目です。

自分が失敗したことを隠さないのは、その失敗を乗り越えて自分の糧にできているからでしょう。

失敗や悔しい経験を実際にした人の言葉には説得力があります。

そんな彼らの嘘偽りない言葉だからこそ、多くの人を魅了しているんだと思います。

「泣いているのを忘れる」、それほどまでに「君が笑ってくれる」のがうれしい。

ふつうは、自分が泣いてたらほかの人のことなんて考えられなくなるものです。

しかし、それを忘れるほど君の笑顔が大事なんだと。

つまり自分以上に君のことを大事に想っているということなんですね。

どれだけその人のことが大事なんでしょうか。

それぐらい大切な人がいることが羨ましく思う人もいるかもしれません。

しかし、実はすぐ周りにそういう人がいるのかもしれないのです。

気づいてないだけで、ちょっと視点を変えて周りを見たら気づくこともあるのではないでしょうか。

そういったことは、自身の恋愛経験から得られたものなのかもしれません。

もしくはUVERworldのメンバーのことを想っているのかもしれないです。

両方の場合も考えられますね。

そんな価値観を自分の大切な人と共有できたら素敵じゃないですか。