褒められて始まる夏
楽曲の季節は夏。車は海に向かって走り出します。
そのままズッと上がります
Let’s Go sunday to Monday
渚のマーメードならマイメン
行くぜハイウェイかっ飛ばして
永遠崩れんバベルのてっぺん
sweat sweat sweat!
ねぇアレちょうだいよ
バーテンsayガッテン承知の助
hey bebe ちょっと待って
あなたは完全はたまた満点Girl
出典: Highlight/作詞:Rachel,Mamiko 作曲:Rachel,Mamiko,ryo takahashi
一週間が過ぎてお休みの日が来たのでしょうか。
人魚と仲間の韻を踏んだ歌詞が小洒落ていますね。向かうのは夏の海なのでしょう。
スピードの出し過ぎには注意が必要ですが、楽しいことだけを求めて車は走ります。
そして崩れない「バベル」は何を意味しているのでしょうか。
バベルの塔は、旧約聖書の「創世記」中に登場する巨大な塔。実現不可能な天に届く塔を建設しようとして、崩れてしまったといわれることにちなんで、空想的で実現不可能な計画を比喩的に「バベルの塔」という。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/バベルの塔
古くから言い伝えられている現実には完成することができない「塔」を指しています。
歌詞は「崩れない」と歌っていますね。しかも絶対に崩れることは無いと思っているようです。
雲を突き抜けて太陽に向かって建てられた塔。今はその頂上に向かって走れる気がしているのですね。
一言でいえば絶好調。上がったテンションが落ちて心が崩れることはないのでしょう。
気温も上がっているようですね、「sweat」汗をかいていることを連発します。
エネルギー補給のドリンクをラップと時代を遡ったギャグで注文。
心地よいリズムで行ったり来たりする歌詞が続きますね。
ドリンクと一緒に渡されたのは「完全」「満点」、星が5つ並んだ最上級の褒め言葉です。
この夏を最高に楽しくしたいのなら、疑うことなんかしないで受け止めちゃいましょう。
脳内から好きになる
wavy wavy
波にのれてるようでのまれそうなハニー
完全に奪われちゃってる
笑みこぼす挑戦的なeyeを合図にスタート
準備万端
肌につける砂は魔法のパウダー
like that 太陽でライトアップ
キャツプ色づかせる間接キス
出典: Highlight/作詞:Rachel,Mamiko 作曲:Rachel,Mamiko,ryo takahashi
海に着いて早速出会いがあったようです。
甘い声で呼びかけられて完璧に落ちてしまうなんて展開が早過ぎですね。
「eye」は目と愛の双方を表せる守備範囲の広いワード。
目が合えば夏の恋は始まるのでしょう。2人の笑顔も想像できるシーンです。
海で始まる夏の恋は砂浜さえも恋を盛り上げるツール。
太陽の光はスポットライトになって2人を照らし出してくれます。
夏の太陽の下での出会いは脳内も恋一色に変えてしまったのでしょうか。
感じたそのままに夏の恋が前に進んでいます。
小旅行しているような『Highlight』のMVをご紹介
ここで『Highlight』のMVをご紹介します。
撮影地は東南アジアの国、象とのふれあいから予想するとタイへ出かけたようです。
時間を掛けなくても行かれる、プチバカンス感がある人気の旅行先ですね。
MVの中で歌うchelmicoの2人も現地にすっかり溶け込んで肩の力が程よく抜けています。
街でありながら生活感がすぐ近くにある暮らしは理想なのでしょうか。
退屈な日常なんて勝手な思い込みかもしれません。
chelmicoのラップのように自分からエンジョイすれば幸せがつかめます。
最高の輝きで
拭う汗光る君綺麗だね
今夜強く抱く術を知りたいよ
濡れた口奪うのはハイライト
一瞬でもいい いますぐ会いたいよ
出典: Highlight/作詞:Rachel,Mamiko 作曲:Rachel,Mamiko,ryo takahashi
海で出会った相手がここで登場します。
太陽が沈んだ後に時間を使ってゆっくり会うことを望んでいるようですね。
ここでタイトルでもある「ハイライト」が出てきました。
誘うように光る唇から恋を始めれば最高の輝きを手にできる。
狙い通りにいけば恋を成功に導けるはずと思っているのでしょう。
君に会いたくてたまらないけれど、今夜もう一度会うことはできるのでしょうか。