スピッツ
スピッツを知らない人はいないとは思いますが、一応どのようなバンドなのかお話します。
構成として、草野マサムネ(ボーカル、ギター、ハーモニカ)・三輪テツヤ(ギター、コーラス)・田村明浩(ベース、コーラス)
結成は1987年のことです。初めの頃はTHE BLUE HEARTからの影響から抜け出せず苦労していたようです。
少しずつ独自のプレイスタイルを確立していき、1992年にシングル「ヒバリのこころ」でメジャーデビューを果たしています。
そして現在まで活動を続けている息の長いバンドでもありますね。
では幾つか有名な名曲を見ていきましょう。
「ロビンソン」
11枚目のシングルにして、スピッツ最大の売上枚数を記録している「ロビンソン」。
なぜここまで売れたのか分からないと、草野マサムネは語っています。
ですがここまで長く売れているのですから、名曲なんです。
歌詞の内容もそうですが、ボーカルの草野マサムネの声が聴いていると語りかけてきている感じを受けます。
心にスッと入ってくる歌声とでも言いましょうか、バックミュージックに最適ですね。
「空も飛べるはず」
8枚目のシングルとして発表された「空も飛べるはず」は、現在でも他のアーティストにカバーされています。
筆者も学生時代よく聴いていた一曲で、今でも聴けば懐かしさが蘇ってきます。
豆雑学として、この「空も飛べるはず」には初め別なタイトルが付けられていた事を知っていますか?
初めのタイトルは「めざめ」だったらしいです。あくまでデモの段階で、歌詞もアレンジも多少違っていったそうですが。
「チェリー」
13枚目のシングルとして発表された「チェリー」は、切ない曲調と相まった失恋ソングです。
こちらの曲もカバーされていることが多く、現在でも取り上げられているようです。
聴いていると過去の恋愛や、失恋した悲しみが蘇ってきます。きっと歌詞の内容が、思い出させてくるんでしょう。
今となってはいい思い出も、そうでない思い出も全て洗い流してくれる一曲です。
「愛のことば」
この「愛のことば」は、シングルとしては発売されていません。6枚目のアルバム「ハチミツ」に収録されている曲です。
なぜシングルカットされなかったのか不思議なほどの名曲だと筆者は思うのですが。
紹介してきたスピッツの曲とほぼ同時期に作られた曲ですが、今聴いても本当に名曲です。
筆者がこの曲を知ったのは発売されてから数年経った頃でした。
友達が貸してくれた「ハチミツ」の中のこの曲を一発で好きになった思い出があります。
そしてここからが本題です。この「愛のことば」はあるドラマの主題歌になっています。
歌詞については後ほど詳しく見ていきます。
あすなろ三三七拍子
2014年7月15日からフジテレビ系ドラマとして放送されていたあすなろ三三七拍子。
このドラマの主題歌として、「愛のことば」はミックスされて「愛のことば-2014MIX-」としてデジタル配信されました。
内容としては重松清の小説が原作です。
会社に廃部寸前の大学応援団への出向を命じられたサラリーマンを描いた人間ドラマとなっています。
主演は柳葉敏郎で、他に剛力彩芽、風間俊介、高畑充希、反町隆史が出ています(筆者はこのドラマ観ていませんでした)。
ドラマはなかなかの低視聴率だったようですね。