3位 Pleasure'91 〜人生の快楽〜
1991年の8thシングル「LADY NAVIGATION」の2nd beat。
シングルの2nd beat、そしてオリジナルアルバムには収録されていないにもかかわらず、リリース当時から現在に至るまで常に高い人気を誇る曲です。
ベストアルバムのような選曲で行うツアー”Pleasureツアー”は、この曲に由来しています。
この曲には複数のバージョン違いがあります。この動画は2008年バージョン。
アレンジも少しずつ変わっているのですが、演奏される年ごとにの歌詞の内容が変化していくのです。
主人公が旅に出ていったり、帰って来たり、年を取っていったりなど、その変化を楽しみにしているファンも。
いつのまにかこの街に丸め込まれたのは君?
「もし生まれ変わったら」なんて
目を輝かせて言ってたくない
勝手知ったる少ない仲間と 敵だ味方だとさわいでる
止れないこの世界で胸を張って生きるしかない
出典: Pleasure'91 〜人生の快楽〜 /作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘
青春時代に描いていた夢。
そこから大人の社会生活へと、人生は進んでいきます。
夢は破れたり、仲間と離れてしまったりなど、それぞれの生活も変わっていきます。
それでも、自分の今立っているこの街で、精一杯生きていく。
いつでも胸を張れるようにと、高らかに歌い上げます。
2位 RUN
アルバム曲ですがファン投票などにおいては必ず上位に来る人気曲であり、ライブには欠かせない曲となっています。
ライブではその曲名に因んでか、二人ともステージの端から端まで駆け抜けたり、花道がある場合はダッシュしたまま一周したりすることも。
約束なんかはしちゃいないよ
希望だけたち上る だからそれに向かって
荒野を走れ 傷ついても 心臓破りの丘を越えよう
飛べるだけ飛ぼう 地面蹴りつけて
心開ける人よ行こう
人間なんて誰だって とてもふつうで
出会いはどれだって特別だろう
出典: RUN/作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘
ファンやメンバー、そしてスタッフとの絆をテーマにしたというこの曲は、すべての出会いは特別だ、と言い切るB'zに力をもらえるような曲ですね。
その歌詞内容からか、ライブでも最終曲やアンコールとして登場することが多いようです。
NO.1はやはりこの曲!
1位 Brotherfood
1999年リリースの10thアルバム『Brotherhood』のタイトル曲。
この曲は2位の「RUN」のようにファンに向けたメッセージソングではないですが、離れている仲間との絆を歌った曲です。
アルバム曲ですが、B'zが出演する数少ないテレビ番組で披露されたことも多く、アルバムリリース時には”ミュージックステーション”などで演奏しています。
特筆すべきは発表から10年以上たった2011年4月の”ミュージックステーション3時間SP”でも披露されたこと。
東日本大震災の後のこの時期、”今歌うならこれしかない”とB'zの二人が選んだ曲がこの「Brotherhood」でした。
この時のためだけの特別アレンジバージョン、歌詞の一部変更、ライブ顔負けの稲葉浩志のロングブレスなど、魂のこもった圧巻のパフォーマンスは伝説となっています。
Brother 生きていくだけだよ
ためらうことなど何もないよ 今更
どうか教えてほしいんだ
苦しい時は苦しいって言ってくれていいんだよ
Baby, we'll be alright, we'll be alright
出典: Brotherhood/作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘
ずっと一緒にそばにいるわけじゃないけれど、繋がっている。
いざという時には、助け合える。だから一人じゃないんだと語りかけてくるこの曲は、私たちの心に強く響きます。
30周年を迎えて、なお進化し続けるB'z