第10位
あの頃…feat.CHEMISTRY
大人気ボーカルユニットのCHEMISTRYを客演に迎えたナンバーです。
童子-Tさんのラップのみならず、彼らの魅力でもある美しいハーモニーも存分に楽しめるお得な1曲です。
MVでは3人が座っている様子が映し出されているのですが、背景や衣装の統一感がとてもスタイリッシュ!
クールな印象を醸し出しています。
そんな雰囲気に反して、優しいストーリーが魅力的な楽曲でもあります。
付き合った2人の思い出を具体的な数字で回想しており、温かさを感じられるでしょう。
この楽曲の演奏面での特徴は、ストリングスの音色がふんだんに使われている点です。
そのため、1曲を通してとても厚みのある印象を与えるのです。
また、客演であるCHEMISTRYの歌唱パートもとても多いです。
ラップとハーモニー両方をバランスよく楽しめて、まさに冒頭で述べた通りとてもお得です!
第9位
世界はお前の手に
童子-Tのソロ曲です。
ミドルテンポで、思わず手を上げて体を揺らしたくなるようなノリノリのナンバーでもあります。
全体を通して不思議な雰囲気の楽曲ですが、それはエレクトロな演奏故でしょう。
しかし曲自体はとても聴きやすく、耳馴染みの良さが特徴でもあります。
はじめてラップを聴く人でも自然と乗れてしまうくらい、テンポやリズム、演奏に中毒性があるのです。
歌詞では、困難があっても自分自身の力を信じて踏み出そうと、迷っている人の背中を押してくれます。
第8位
ファーストソング
2009年にリリースされた、幸せが溢れるウエディングソングです。
歌詞もその通りの幸せな雰囲気全開で、トゲトゲしさ、毒々しさなどは一切ありません。
出会ってからのこと、そして結婚したこの先のことに想いを馳せた歌詞を、しっとりと歌い上げています。
サビでは童子-Tさんのラップにかぶせ、女性のコーラスが美しいメロディを奏でています。
またもう1つの魅力として、童子-Tさんの白いタキシード姿が見どころです。
普段、黒色の服やラフなファッションが多いので、この曲でしかみられないレアな姿でもあります。
第7位
約束の日 feat.青山テルマ
歌手の青山テルマさんを客演に迎えたこちらの楽曲も、とても人気の高い楽曲です。
スローテンポで、切なげなフレーズが心をぎゅっと掴みます。
伴奏の音の重なりがとても多く、他のスローテンポなナンバーに比べて迫力が感じられることも特徴です。
また、ピアノのような音で奏でられるフレーズが全体を通して多用されています。
童子-Tさんのラップパートに重なってくるこの音階が、とても切なげな雰囲気を出しています。
第6位
少年A
こちらも童子-Tのソロ曲で、彼の記念すべき1stシングルです。
リズムや音階が非常にクセになる楽曲で、絶妙な中毒性が魅力でもあります。
歌詞を読んでみると非常に尖っており、ある意味問題作といえるかもしれません。
歌詞前半部分ではかなりやんちゃな若者の様子が描かれています。
きっと自分自身の過去を思い返して、その姿を重ねる人もいることでしょう。
最初は小さかった悪巧みも次第にエスカレートしていき、犯罪にまで手を染めるようになった主人公。
しかしHIP HOPと出会ったことで人生が大きく転換し、そこで頂点を目指していこうと心変わりしています。
童子-Tの自叙伝的内容だともいわれているようですが、実は真偽は定かではありません。
いずれにせよ、1人の人間の生き様、そして音楽の持つパワーの大きさが感じられるナンバーといえるでしょう。