等身大の愛を叫ぶラブソング

RADWIMPSが 2006年5月17日にリリースした、メジャー3作目、通算6作目のシングル曲である『ふたりごと』。 RADWIMPSにとって彼らを世に知らしめることになった代表曲の中の一つである。 曲名の由来は、なかなか決まらずに考えていたところ、メンバーの山口が『ひとりごと』と言ったことから。 

愛を叫ぶラブソング RADWIMPS「ふたりごと」の歌詞を解説!の画像

「ふたりごと」の歌詞を解説!

キュンとくる歌詞を解説!

それでは紐解いていきましょう!

今からお前に何話そうかな どうやってこの感じ伝えようかな
少し長くかかるかもな でもね 頑張ってみるよ

出典: ふたりごと/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎

究極のラブソングの始まり。野田氏が当時の彼女に向けて書いたと言われる表現。 僕が、君に、話すような口調で語りかけています。 今世紀最大の突然変異という言葉から愛情の深さが伺えますね。

いつしか 目と目も合わさず もう二度と聞こえない「ただいま」
そんな二人お前見つめる ウルっとした瞳でこうつぶやく

出典: ふたりごと/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎

彼女の両親を別れを引き合いに出し、どんな恋にも不安はつきものであるという 怖さを表現しています。 もう二度と聞こえない『ただいま』、ウルっとした瞳がそれ らを強調しています。

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「私の命は二人の愛の証 そこには一つだって嘘はない そうでしょう? そうだと言ってよ」
「二人に愛はもうないと言うなら私の命はすべて嘘にかわり「時」に嘘をつかせないで」

出典: ふたりごと/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎

セリフによってドラマのワンシーンのように描いています。 僕は君と一つの嘘もない愛を交わしたでしょう。 時のせいにしないで欲しいと。

君がこの世に生まれた 奇跡を信じれないという
君と僕とが出会えた 奇跡を信じれないという

出典: ふたりごと/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎

世界のどんな女性でも信じたい言葉ですよね。 君と僕が出会えた奇跡、と同時に奇跡であるがゆえに、いつか脆く崩れ去ってしまうのではないかという恐怖心。

同じとこに空けたピアス お前のだけやけに光って見える
俺もいつか輝くかな お前みたいに世界を愛せるかな

出典: ふたりごと/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎

同じところにピアスを空けるというピュアな表現に青春を感じる一節。 初々しい感覚をいつまでも忘れないでいたいですよね。彼女を目を通して世界を見る という幻想的な表現。

もう決めたもん 俺とお前50になっても同じベッドで寝るの
手と手合わせてたら血も繋がって 一生離れなくなったりして

出典: ふたりごと/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎

すべての夫婦の理想像とも言えますね。 50歳になっても同じベッドで寝る絵、 血も繋がってという表現に、夢ではなく現実に起こしたい未来だという気持ちが 入っています。 名前をつけるという所に子供がいる未来を連想させます。

君と書いて「恋」と読んで 僕と書いて「愛」と読もう
そうすりゃ離れそうもないでしょう? いつかそんな歌作るよ

出典: ふたりごと/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎