1番Bメロ
【松野】週刊誌の中吊り【安本】またスキャンダル
出典: まっすぐ/作詞:杉山勝彦 作曲:杉山勝彦
舞台はまだ満員電車の中。
身動きが取れない状態で上を向くと目に入るのは週刊誌の中吊り広告です。
そこには、芸能人の熱愛、そして政治家や大企業のスキャンダルといった記事の見出しが並びます。
事情通や専門家がしたり顔で解説をしている姿も目に浮かびそうです。
センセーショナルな見出しを読んだ主人公はこう思うのです。
【真山】"嘘つきな大人にはなりたくない"
出典: まっすぐ/作詞:杉山勝彦 作曲:杉山勝彦
そして、そんな嘘をついたり暴いたりするやり取りの世界から逃れたいという思いが現れる歌詞がこちらです。
【中山】2人だけの世界へゆきたい
出典: まっすぐ/作詞:杉山勝彦 作曲:杉山勝彦
1番サビ
【全員】いつわりの愛ばかり 騒がしい時代の中
【廣田】まっすぐ 君だけに ありったけ 愛を捧げよう
出典: まっすぐ/作詞:杉山勝彦 作曲:杉山勝彦
ゴシップ記事にある"熱愛"や"愛憎"は偽りだと断じる主人公。
自分の愛は、まっすぐであり、そして溢れるほどの想いがあると、心の中で熱弁するのです。
【全員】誰かに盗られるくらいなら 壊れるまで 抱きしめたい
出典: まっすぐ/作詞:杉山勝彦 作曲:杉山勝彦
「恋人をとられる」という時、通常は「取られる」という漢字を使います。
しかし、ここでは「盗られる」という漢字を使っていますね。
心を盗まれる、というのは、相手の心の隙間にうまく入り込まれてしまうという事です。
つまり、主人公は、相手の心に隙間を作らせたくないのです。
そのために、自分のありったけの想いで、相手の心を満たしたいと主人公は思っています。
それくらい、相手のことが好き、そしてもっと近づきたい…
その想いをこの台詞でストレートに伝えています。
【柏木】君が好きなんだ
"もう少しくっついていいかな?"
出典: まっすぐ/作詞:杉山勝彦 作曲:杉山勝彦
2番Aメロ
【真山】君の好みに 合わすヘア・アレンジ
そのまんまの わたしらしさじゃ少し自信がない
【安本】でも可愛さだけじゃ 飽きてしまうんでしょう?
【松野】男の子はワガママね 好きになった方が負けか
出典: まっすぐ/作詞:杉山勝彦 作曲:杉山勝彦
1番のAメロでも触れましたが、主人公はかなりの奥手で、引っ込み思案の人物と思われます。
長い時間をかけて相手への想いを育んできました。
それだけに、純粋であり、愛が強いのです。
相手のことが好きで、相手にも好きになってもらいたくて、色々好みを合わせる主人公。
髪型も、聴く音楽も。